【明慧日本2024年10月30日】(広東省=明慧記者)梅州市梅県区の法輪功学習者(以下、学習者)・曾秀瓊さん(59)、張桃鳳さん(47)、謝国芬さん(62)、李利珍さん(64)、黄淑珍さん(75)、劉梅芬さん(43)の6人が9月29日、法輪功を学んでいるという理由で、梅県区裁判所で不当な裁判にかけられた。4人の弁護士は反対尋問の後、検察官のいわゆる「犯罪証拠」を基本的に覆した。家族も信仰の自由を理解しており、学習者6人は直ちに無罪で釈放されるべきだと主張した。
学習者数人が不当に連行される
2024年4月17日午後2時ごろ、梅県区国内安全保衞部門(法輪功迫害の実行機関)および程江鎮派出所の警官らが、扶貴村に住む曾秀瓊さんの自宅に押し入り、曾秀瓊さんとその場にいた7人の学習者を連行した。その後、警官は学習者の張桃鳳さんと劉梅芬さんの家に行き、家宅捜索を行った。翌日、曾秀瓊さん、謝国芬さん、張桃鳳さんは梅県城東鎮竹洋村にある留置場に拘禁された。
李利珍さんは梅州市の出身で、珠海市に住んでいるが、時々梅州に戻って曾秀瓊さんの家で法輪功の本を読んで勉強していた。2024年5月中旬、李利珍さんは梅州で連行され、梅県区の城東留置場に拘禁された。
2024年5月7日、程江鎮の警官は黄淑珍さんの家族に、黄淑珍さんを派出所まで連れて行くように告げた。一日身体検査を受けた後、黄淑珍さんは血圧が210 mmHgであったため、即日解放された。
その後、曾秀瓊さん、謝国芬さん、張桃鳳さん、劉梅芬さん、李利珍さん、黄淑珍さんは、梅州市梅県区検察庁と裁判所に提訴され、2024年9月29日、6人の学習者は不当な裁判にかけられた。
9月29日午前9時30分、梅県区裁判所で6人の学習者に対する裁判が行われ、4人の弁護士が出廷し、3人の弁護士が無罪の弁護を行った。4人の弁護士は反対尋問の後、検察官のいわゆる「犯罪証拠」を基本的に覆した。
不当な裁判は午後の6時に終了し、法廷での判決は下されなかった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)