「2024年オーストラリア法輪大法修煉体験交流会」 成功裏に開催
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 【明慧日本2024年10月31日】(オーストラリア=明慧記者)「2024年オーストラリア法輪大法修煉体験交流会」は10月27日、シドニーのハーストビルエンターテイメントセンターで成功裏に開催された。オーストラリア各地からの法輪功学習者(以下、学習者)約千人が参加した。18人の学習者が発表し、師が法を正すことを手伝い、衆生を救い、正念を持って正しい行いを通じて自身の歴史的な願いを果たす過程での修煉体験を交流した。

图1~2:二零二四年澳洲法会在悉尼赫斯特维尔娱乐中心礼堂成功召开

「2024年オーストラリア法輪大法修煉体験交流会」の会場

 発表者は、真・善・忍の法理に従って自らを修め、トラブルを解決し、境地を高める方法や、中共の虚言を打ち破るために真実を伝え、修煉者の姿を示す努力について、実際の修煉過程での魔難や心身の不思議な変化に関する感動的な体験を簡潔で誠実な言葉で共有した。中には、法輪大法が広まった後から修煉を始めて30年になる古い学習者もいれば、近年さまざまなルートを通じて法輪大法を理解し、学び始めた新しい学習者もいた。

 交流会の会場は、穏やかで神聖な純粋なエネルギーに満ち、熱気あふれる感動的な雰囲気であった。多くの発表者が何度も声を詰まらせ、法輪大法の創始者・李洪志師父への無限の感謝と尊敬を表した。

 参加者たちは素朴で誠実な発表に感動し、涙を流したり、奮い立ったりする場面が多く見られた。比して学び比して修することを通して、彼らは修煉への初志を呼び起こし、オーストラリアの衆生を救うという神聖な使命を自覚した。法をしっかり学び、精進して着実に修煉し、慈悲と知恵を持ってより多くの衆生を救うことができると認識し、師父や衆生たちの期待に応えようと決意した。

图3~11:法轮功学员在法会上发言

交流会で発表する学習者

 神韻を広める中で成熟

 西洋人の学習者フラッドさんは、「私が手放すべき最大の執着は『自我』です。今年の神韻を広める中で、この執着が非常に顕著に現れました。『自己弁解』や『私は正しい』という形で現れ、この執着は自分を恥ずかしい気持ちにさせます。議論の中や何かに反応する際に現れることがあり、言葉を発した瞬間に(まるで体の外から自分を見ているように)『これは私がすべきことではない』、『この人は誰?』と思うことが何度もありました。特に厄介な問題に直面したときに、私の『自我』が晒されることが多かったです」と語った。

 フラッドさんは具体的な例を挙げた。「ある時、神韻芸術団の団員が、私たちのバスが繰り返し問題を起こす理由を知りたがっていました。私の『自我』は自分を守ろうとし、すぐに『これらのことは、私たちがコントロールすることができないです』と言いました。その瞬間、前日に接触があった会場のスタッフも私の弁解を聞いていることに気づきました。彼女の顔からは、私に対する尊敬が突然失われたことが読み取れました。私はすぐに自分の間違いを認識しました。これは私がすべき行動ではなく、修煉者の風格を反映していないことに気づいたのです」

 「『自我』がただ魅力がないだけでなく、非常に醜いものであることを実感しました。自分の行動や『自我』に対して嫌悪感を抱くようになりました」

 フラッドさんは師父に『自我』と『自分を実証する』執着を取り除いて頂くよう、切に願った。そして、すぐに転職することができた。フラッドさんは、師父が新しい上司を通じて自我を取り除く手助けをしていると感じた。職場では、上司が理由なく彼に対する忍耐を失い、仕事のスピードが遅い、質が良くないと叱責し、彼の仕事に対して失望したと言った。限界に達したとき、フラッドさんはそのことを同修の妻に話した。妻は、「あなたは師父に自我を取り除いてほしいとお願いしましたが、師父がそのことを手配して下さっているようです。大きな執着を取り除くことは簡単だと思いますか?」と指摘した。

 フラッドさんは次のように語った。「私はその職場での日々が非常に長く感じ、謙虚さを感じる経験でした。それは、自分を過信せず、自己弁解をせず、修煉者の視点から問題を見て解決するよう自分に思い出させる貴重な機会でした。このような緊張した環境と、自分を修煉として捉え続ける正念が、私を難関から乗り越えさせてくれました。もし私が修煉者でなければ、数カ月前に辞職し、成長の機会を失っていたでしょう」

 青年学習者の黄さんは、神韻芸術団の宿泊先を探す中で、安逸心や苦労を避ける執着を取り除く過程を共有した。彼は、協調人が求める価格やホテルの設備に関する要件に合わせて、迅速にリストとプランを作成し、自信満々で協調人に提出したことで、任務を完遂し「威徳を積んだ」と思っていた。しかし、結果は彼の自己満足とは裏腹に、協調人は計画を練り直すよう指示した。

 「私は一旦立ち止まり、内に向けて探し、同修から指摘された不足点をよく考えました。指摘された問題はすべて重大な欠陥であり、神韻の正常な巡演やコストの増加に深刻な影響を及ぼす可能性があることに気づきました。安逸に対する執着や苦労を避ける考えが、外に求める口実を与えており、内に向けて探すことを怠っていました。自分の間違いを全く見ておらず、自分を証明することに気を取られていました。私はプロジェクトの成功を助けるのではなく、自分がプロジェクトの重要人物になりたいと考えていたのです。芸術団の本来の重圧を軽減することも、師父が衆生を救われることに手伝うことも考慮していませんでした」

 「抵抗感を脇に置き、やるべきことをしようと決心しました。再びその同修に連絡を取ったところ、十分に良い計画が思い浮かびました。私たちの作業はスムーズに次の段階に進みました」

 黄さんは、「もし今回の魔難がなければ、これから担うべき他の責任の準備を全くできなかったでしょう」と感慨深く語った。

 ガンジンワールドを広める過程で、不純な人心を取り除く

 黄さんは2年ほど前からガンジンワールドのプロジェクトに携わったが、「日々の専念的な取り組みや、ガンジンワールドが急速に発展する中で、様々な推進テーマが展開されると、次第に自分の力不足を感じるようになりました」。このような状況の中、黄さんの生活環境に奇跡的な変化が訪れ、一連の望ましい変化が起こった。黄さんは、「これらは一見偶然のように思えますが、これは師父の慈悲であり、師父が私のためにすべてを手配してくださったことを知っています。私がするべきことは、ただ前に進み続けることだけです」と実感した。

 最も大きな収穫は、黄さんが不純な心を取り除いたことである。黄さんは勤務の時間を使って煉功をしているときに転倒してしまった。「その日の夜、経文を学んでいると、偶然にも師父の仕事と修煉の関係についての説法を学び、突然、目が覚めるような感覚になりました。心の中に非常に苦しい思いが広がりました。私はすぐに『師父、私が間違っていました!』と謝りました。二十年以上の修煉を経て、基本的な仕事と修煉の関係すら正しく理解していなかったのです。そして、これは私が長年抱えていた、自分でも気づいていなかった問題です。私は自分のために貪っていました。貪るというのは金だけでなく、自分がやりたいことのために他人の利益を害する手段を選ばないことも、『貪る』ではないでしょうか? 実際、師父が私たちのために用意してくださった道は完璧であることを悟りました。毎日、三つのことをきちんと行う時間は必ずあります。私たちがどう行動するか、どれだけしっかり取り組むかにかかっています。私は、勤務時間を『貪る』ことで自己満足していましたが、会社は自分に給料を支払って働かせるためであり、煉功のためではありません。修煉者は常に正しい道を歩むべきであり、間違った行動をすることは最も恐ろしいことです」と黄さんは語った。

 黄さんは仕事における心を正すだけでなく、家庭でも良い母親になろうと努力し、以前は自分のやりたいことばかりに没頭して子供のことを顧みなかった「私(し)」の心を改めた。「私は子供たちにガンジンワールドのウェブサイトを見せ、新しい機能について紹介しました。ガンジンワールドでチャンネルを開設しました。そして、自分が撮ったビデオを家族のグループに送り、私が何をしているかを知らせました。同時に、子供たちからの要求は基本的に何でも応え、拒否することは滅多にありませんでした。子供たちは徐々に私の修煉に対する不満も変わっていきました」

 黄さんの変化に伴い、息子の嫁も修煉に関心を持ち始め、英語版の『轉法輪』を読むようになったという。

 若者が求める修煉環境を提供する

 青年学習者の華さんは、若い学習者が求める修煉環境を見つける中での修煉体験を分かち合った。

 華さんが最初に気づいた問題は、学習者同士の深いコミュニケーションの欠如である。そして全体学法や集団煉功の後に、皆が心性の交流を共有できることを期待した。これにより、大法プロジェクトの人材不足の重要な原因を解決できるとも思っている。「これは、新人を迎え入れるために真相を十分に伝えられていないからではなく、環境の中に彼らが留まる意欲を持てる十分な要素がないからです」と華さんは語った。

 華さんは、学習者が社会に与える印象についても触れた。「一部の学習者は、大法プロジェクトに大半の時間を費やすことが良いことである一方で、西洋の主流社会の人々とのインタラクションに必要な社交スキルが不足しています。共通の話題があまりなく、普通の社会生活に関心を持つことは時間の無駄だと思っています。これにより、一般の人々は法輪功の学習者が人権問題や自分の修煉だけに関心があると思い込んでしまい、社会とのつながりがオープンで広範ではないという印象を持ちます。これが、主流社会で突破口を見出せない理由の一つだと思います。人々は私たちを外部の人間と見なし、私たちの慈悲を感じ取れないのです」

 「私たちは、さまざまな活動を通じてより良いインタラクションを築いています。例えば、キャンプ、食事会、伝統文化を学ぶ活動などです。さらに重要なのは、毎週英語での集団学法を行っていることです。これにより、若い学習者たちはリラックスした楽しい雰囲気の中で、互いに協力しコミュニケーションを学び、プロジェクトに必要なスキルを高めるとともに、日常生活や修煉で互いに助け合う良い機会を得ています」

 華さんは、さらにこう語った。「私は他人を助けるというシンプルな願いを抱いて、若い学習者の支援プロジェクトを始めましたが、プロジェクトを通じて得られた成長は、私が支払ったものよりもはるかに多いです。私はより多くの寛容と慈悲を持つようになり、一人ひとりの学習者が異なる成長を尊重することを学びました。私は他人の批判を受け入れる方法、チームをリードする方法、戦略を計画し立てる方法を学びました。また、トラブルが起こったときに自分を向上させ続け、プロジェクトをより良くすることができました」

 修煉には小さなことはなく、細部の処理に修煉者の心が現れる

 青年学習者のケビンさんは、この1年間、ほぼ毎週末を利用して地元の市場やコミュニティイベントでブースを設け、26の異なる市場で英語の大紀元を広めたことを共有した。

 ケビンさんはまた、「自我」の心を取り除いた体験についても語った。パレードを待っていたとき、学習者たちに他の場所に列を作らないように協調した出来事でケビンさんは衝撃を受けた。「私は皆に整列するように言いましたが、なぜ誰も私に注意を払わなかったのでしょうか? こんな小さなことなのに、なぜこんなに苦労するのでしょうか? 皆が修煉者なのに! その時、隣にいた西洋人の学習者が私に『これはあなたの修煉向上の良い機会です』と言いました。その時、私は怒りを感じていて、全く聞き入れず、イライラした口調で『みんなが私を狂わせようとしている』と返しました」

 ケビンさんは自分の執着心を深く掘り下げ、多くの問題に気づいた。ケビンさんは、「普段から私は強気に振る舞うことが多く、時には理屈をこねて相手を困らせてしまうこともあります。その背後には、非常に強い『自我』があります。そして、この『自我』は「私」を基盤としており、多くの執着心を引き起こします。たとえば、強い闘争心や他人を見下す心、褒められるのは好きでも批判を受け入れられない心、自分勝手な心などです。これらは日常生活においても、忍耐が足りなかったり、謙虚さが欠けたりすることに表れます。修煉の道において小さなことはなく、すべての細部の処理に修煉者の心がどう配置されているかが反映されています。プロジェクトをうまく進めるには、ただ作業に没頭するだけではなく、問題に直面したときに内に向けて探し、自分を修め続けることが重要です。それによって、全体をよりよく調和させ、修煉の道をより安定し、正しく進むことができるのです」と語った。

 
(中国語原文:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/10/28/484380.html)