山東省の法輪功学習者・劉文萍さんに不当判決
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 【明慧日本2024年11月5日】(山東省=明慧記者)山東省煙台市芝罘区の法輪功学習者(以下、学習者)・劉文萍さん(66)は、5月9日に不当に連行され、身柄を拘束され、8月16日に芝罘区裁判所で不当な裁判にかけられた。現在、劉さんは懲役1年の実刑判決を言い渡されたことが分かった。

 5月9日と10日、煙台市公安局は他県の公安警察と共同して、計画的に煙台市で学習者を大規模に連行し、芝罘区だけでも17人の学習者が連行された。その中には、80代の高齢者もいれば、母親と娘が同時に連行されたケースもあり、家には幼い子供の面倒を見る人がいなくなった。

 学習者の劉さん、李振娜さん、楊興栄さんは煙台市留置場に拘禁されている。劉さんと李振娜さんに対する逮捕状がすでに発付された。78歳の楊興栄さんも5月9日に連行され、8月上旬に逮捕状が発付された。

 劉さんは8月16日に芝罘区裁判所で裁判を受けた。法廷で、劉さんの弁護士は無罪の弁護を行い、劉さん自身も無罪を主張した。しかし最近、劉さんは懲役1年の実刑判決を言い渡されたという情報が入った。

 劉さんは1997年7月に法輪功を学び始め、体は劇的に変化した。以前は、血管神経性の頭痛に悩まされ、毎回半月ほど入院し、痛みがひどいときは壁に頭を打ち付けていた。ひどいリウマチにも悩まされ、発作が起きると粗い鍼に硫酸をつけて体を刺したこともあり、雨の日はベッドの端で布団を抱きしめながら一晩中泣いていた。劉さんはまた奇怪な病気を患っていた。発症するとすぐに気絶し、顔は白く、腕の肘の下は冷たく、唇は震えて止まらなくなり、どこの病院も原因を見つけることができず、入院しても効果がないままであった。深刻な場合は2カ月連続で眠ることができず、目を閉じると幽霊を見てしまい、昼間でも家で一人になる勇気がなかった。法輪功を学んで一週間も経たないうちに、すべての病気がなくなり、全身が浮き上がりそうなほど軽くなった。考え方もずいぶん変わり、トラブルに遭遇するとき、まず無条件に自分の過ちを探し、いつも優しく人に接し、他人のことを優先に考えるようになった。

 1999年7月20日、中国共産党の指導者である江沢民は、法輪功に対する残酷な迫害を発動した。劉さんは中国国内のすべての学習者と同様に、法輪功の良さを人々に伝え、学び続けたとして迫害を受けた。1999年12月のある日、劉さんはいつものように外で煉功をしたところ、新海陽派出所の警官らに連行され、5日間拘束され、寝ることも許されず、精神的にも肉体的にも大きなダメージを受けた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/10/29/484420.html
 
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