【明慧日本2024年11月5日】宇部市は、山口県にある美しい海沿いの都市である。独特の自然景観と「彫刻のまち」と呼ばれる芸術的な雰囲気で知られる。11月3日、ここで宇部祭りが大々的に開催された。もともとは市制記念日に端を発したもので、70年以上もの歴史があり、毎年10万人以上の来場者で賑わう。
常盤通りでのパレードは大きな目玉で、今年は31団体から約2300人が参加した。法輪功学習者(以下、学習者)で構成される天国楽団は2回目の参加となり、力強い演奏は多くの観客を引きつけ、拍手喝采を浴びた。
宇部祭りに参加した天国楽団 |
下村さん(右) |
下村さんは、天国楽団が中国では設立できないと聞いて「難しい問題だと思います。しかし、特定の信仰を理由とした迫害というのは国際社会において普遍的に否定され、非難される行為だと思います。信仰の自由の侵害については、世界が中国を批判しています。迫害されている人々については心が痛みます。中国に厳しい態度で臨むしかないと思います。迫害されている人々を手助けしたいと思います」と語った。
岡本さん |
えんぴつ画家の岡本さんは、法輪功が迫害されている実態を聞いて「世界平和のために人権を大切にすることが必要です。平和であること、人権を守ること、これは世界の普遍的な真理です。頑張ってください」と語った。
南さん |
南さんは、中国で命の危険を顧みずに法輪功の無実を訴える学習者について「とても難しいことですが、これからも頑張ってください」と励ました。
アニメのキャラクターに扮してパレードに参加した千穂さんは「皆さんはきっと多くの困難を乗り越えてきたことと思います。これからも活動を広めていくために、頑張ってください」と語った。
久保崎さん |
久保崎さんは、法輪功が迫害されている実態を聞き「自分で目で見て、調べて、この迫害という問題にしっかりと向き合いたい」と語り、資料を持ち帰った。
痛車に乗ってパレードに参加した神尾さんは「希望を捨てないでください。これからも頑張ってください」と語った。
岩崎さん(左) |
昨年も宇部まつりで天国楽団の演奏を見たという岩崎さんは「動きが揃っていて素晴らしかったし、音色も美しかったです。他の団体のパレードはあまり見てなかったんですけれども、天国楽団の演奏の音に引き込まれて、聞き入っていました」と語った。
下見さん |
下見さんは「天国楽団の演奏を聴くのは初めてです。年齢が違う人たちが協力して楽団を作っているのが、とても良いと思いました」と語った。