【明慧日本2024年11月7日】(広東省=明慧記者)広東省掲陽市漢方病院の玄関に10月24日夜、広東省女子刑務所病院の救急車がやってきて、植物人間同然の重症患者が救急車から運び出された。患者の容貌はひどく崩れ、口は大きく開き、話すことはできないが、生気のない両目はまだ動いていた。迎えに来た家族でさえ重症の身内が分からなかった。
患者は、広東省揭陽市の85歳の法輪功学習者・姚静嬌さんであった。車に同乗していた刑務官は、姚さんが右足を骨折し、多臓器不全のため、命が危険であり、家族のもとに帰すと言った。姚さんはその後すぐ、家族によって漢方病院の集中治療室に運ばれた。情報筋によると、刑務所を出る前に、刑務所は3回にわたって家族に3万元を要求し、さもなければ刑務所を出さないと言った。
揭陽市榕城区梅兜村に在住の姚さんは2020年6月14日午後、同村で行われた法輪功の勉強会に参加したとして、揭陽市610弁公室の警官らに連行され、家宅捜索を受けた。1日不当に拘束された後、「保証人を立てて尋問を待つ」という条件付きで釈放されたが、2022年11月、揭陽市揭東裁判所により懲役3年の実刑判決を言い渡され、2023年7月上旬、広東省女子刑務所に拘禁された。
姚さんは以前から五十肩、胃病、腎臓病などの病気を患い、多くの薬を飲んでいたが、なかなか治らず身体が弱っていた。1998年11月、姚さんは法輪功を学び始め、いつの間に病気が治り、あらゆる果物、野菜も食べられるようになり、体重が増え、顔に赤みがさし、長距離を歩いても疲れを感じなくなった。
1999年7月、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害が始まって以来、姚さんは平穏な生活を失い、夜中にもかかわらず理由もなく中共の関係者からの嫌がらせを受けるようになった。
2020年6月14日午後、姚さんは他の法輪功学習者と一緒に、同村の鐘佩珍さんの自宅で、法輪功の本を読んでいたところ、待ち伏せていた揭陽市の警官らに連行された。家宅捜索を受けた際、大量の現金を「証拠品」として押収された。
1日拘束された後、姚さんは「保証人を立てて尋問を待つ」という条件付きで釈放されたが、揭陽市610弁公室の指示を受けた榕城区国内安全保衞部門(法輪功迫害の実行機関)、榕東派出所、梅兜村委員会の関係者による絶え間ない嫌がらせを受け、派出所に呼び出されて尋問、写真撮影などを強制され、脅迫されたことによって常に恐怖の中にいた。
2022年11月、揭陽市揭東裁判所により懲役3年の実刑判決と罰金3万元を言い渡され、2023年7月上旬、広東省女子刑務所に拘禁された。
今年10月24日の夜、姚さんを家族に引き渡した時、揭陽市610弁公室の関係者は責任を恐れてあえて署名せず、家族に署名を求めた。今年8月末、家族が刑務所に面会に行ったとき、姚さんはまだ元気だったが、不可解なことに重症になっていた。