【明慧日本2024年11月14日】フランスの法輪功学習者(以下、学習者)は11月5日、南部の都市モンペリエの中心部にあるコメディ広場で、「インフォメーションデー」を開催した。学習者は法輪功の五式の功法を実演し、中国共産党(以下、中共)による学習者への迫害を伝えた。また、中共による学習者からの生体臓器収奪に反対するための署名も行った。
学習者の功法実演から人々は、穏やかななエネルギーを感じたという。また、パネル資料の前で長い時間立ち読みしていた人もいた。中共による学習者への迫害の事実を知り、彼らは驚きや悲しみを覚えた。午後を通して、386人が請願書に署名し、中共が学習者への迫害を直ちにやめるよう求めた。
モンペリエの中心部にあるコメディ広場で行われた活動 |
人々に中共による法輪功迫害の実態を伝える学習者 |
迫害の実態を伝え続ける学習者を励まし署名する人々
ビリーさんと義母は、学習者から中共による法輪功への迫害について教えてもらい、感謝の意を表した。彼らは、政府が自国の人々を迫害する理由を理解することができないと言った。修煉者は心身の健康を望んでいるだけで、なぜ迫害されなければならないのか、納得できないと語った。同じ考えを持つマリー・クロードさんとクリスティンさんも、これほど深刻な人道的災難がメディアでほとんど取り上げられていないことに、怒りと困惑を感じていると話した。
エネルギー療法士のジスレーヌさんは、中共による強制的な臓器収奪の行為に衝撃を受けた。彼女は毎日SNSを利用しているが、これほど重大な情報を街頭で知ったことに驚いた。彼女は学習者に、SNS上でより多く、そして力強くこの情報を発信するよう勧めた。そして、中共が強制的な臓器収奪の停止を願い、署名をした。彼女は「通常、私は何の署名もしないのですが、今回は署名しました」と話した。
迫害に反対する請願書に署名したリナさん(中)とソフィアさん(右) |
大学で室内建築デザインを学ぶ学生のリナさんとソフィアさんは、請願書に署名しただけでなく、「生体臓器収奪を停止せよ」というチラシを学習者から受け取り、家族にも署名してもらう意向を示した。署名は「強制臓器摘出に反対する医師団(DAFOH)」と「中国における臓器移植乱用を終わらせるための国際連盟(ETAC)」が発起したもの。
素晴らしい出会いは、真実を知るためにある
定年退職した学習者のベルナールさんは、ナボンヌとペルピニャンの間に住んでいる。彼はパリ地域で生涯、職人として働き、法輪功を学び始めてから約一年になる。彼は法輪大法(法輪功ともいう)の主要な著作である『轉法輪』をよく読んでおり、修煉に対する理解が深まるにつれて、法輪功の修煉が健康と精神向上に大いに役立つと感じている。彼は「日常生活の中で誰もがその恩恵を受けられるように」と願い、出会う人々に法輪大法の素晴らしさを分かち合いたいと考えている。
法輪功を学び始めてから約一年になるベルナールさん |
本日の活動で、ベルナールさんは多くの人々、特にオープンな考えを持つ若者たちと出会った。彼は驚いたことに、これらの若者たちが「真・善・忍」の価値観をとても賞賛しており、それが法輪功学習者が日々実践している価値観と非常に似ていることに驚いた。
ベルナールさんは、特に印象に残った二つの出会いについて振り返った。「2人の通行人が法輪大法に強い興味を示し、その中の1人の女性はとても感動していました。彼女は法輪功学習者たちから放たれるエネルギーを感じ取り、深く惹かれていたのです。私は彼女に『轉法輪』を紹介し、『この本を読めば、人生の多くの疑問に答えを見つけられる』と伝えました」と言った。
中共関連組織から脱退する中国人
この日、学習者はある中国人が中共の邪悪な組織から脱退するのを手助けをした。また、2人の中国人留学生の中共の「少年先鋒隊」からの脱退も手助けした。中共組織「少年先鋒隊」は中国のすべての小学生が強制的に加入させられている。この2人の留学生は、中共が支配するメディアによる法輪功への虚偽宣伝の強い影響を受けており、最初は学習者に近づこうとも法輪功迫害の実態を知ろうともしなかった。しかし、学習者が中国で法輪功が受ける残酷な迫害の実態を伝えたことで、最終的に彼らは中共組織からの脱退に同意したという。