文/アメリカ在学中の留学生
【明慧日本2024年11月15日】私はアメリカで勉強している中学二年生です。以下は、座禅をしていたときに見た光景と、それによって得た啓示です。
ある日、寮で座禅をしていた時、私はとても早く入静しましたが、その後に見た光景に私は非常に驚きました。
私は、ある王が崖の端で落ちそうになっているのを見ました。崖の下は濁った水で、その王の衆生は1本の縄で必死に彼を引っ張っていました。王は崖に向かった岩にしがみつこうとしますが、そこには魔王がいて、王が掴んでいた岩を打ち砕きました。王は濁った水に落ち、目が覚めると体は黒い水で覆われていました。しかし彼は、自分を命懸けで助けようとした衆生に感謝するどころか、逆に彼らを責めました。その瞬間、黒い水が目に見える速度で王の体に迅速に入り込み、同時に彼の世界も暗くなり、功柱にも徐々に亀裂ができました。さらに、別の世界では、王の光輪についていた太極図が崩れて真っ二つになりました。
これらの世界が極めて危険な状況に置かれている時、私は偉大で慈悲深い師父が幾層もの宇宙を切り開き、どの世界も師父の輝きに照らされているのを見ました。師父は彼らに「誰が私と共に下界に降り、衆生を救いに行くことを望むか」と問いかけ、すべての世界の王と主たちは、「私は万王の王様にしたがって下界に降りて、衆生を救い済度し、罪業をなくし、私の世界の衆生を救うことを望みます」と答えました。次に師父が三界へ向かって、各王や主も師父に従って三界へ飛び降りました。そして、各世界の魔王たちもそれを見て下界へと降りてきました。
三界への旅の途中、各層の魔王が法王らを妨害し、彼らが師父の隊列から離れるように仕向けました。しかし、多くの法王たちは妨害を突破し、師父と共に地球に到着しました。そして大法が伝わり始める時になると、師父が法輪功の講習会を開くと、天から人間に転生した元法王たちは、その講習会に参加しようとしました。しかし、魔王たちは名利に執着する偽気功師を操り、元法王たちが講習会に向かう途中で自分の講習会を開いて妨害しました。幸いにも、ほとんどの法王たちはその機会を逃さず、師父の講習会を最後まで聞くことができ、彼らの世界の衆生は救われたので喜んでいました。
次に見えた光景は、1999年の「7月20日」以後でした。人間に転生した法王たちは厳しい試練に直面しました。警察から、修煉を放棄し、師父を侮辱する「保証書」や「三書」などに署名するよう要求されるたびに、各世界の衆生は彼らの法王の行動を心配しながら見守っていました。破滅するか、残って幸せを得るか、その未来が決まる瞬間でした。一部の法王は署名した瞬間に彼の世界が崩壊しました。しかし、悪に屈せず署名しなかった法王たちの世界の衆生は輝きと幸せを迎えました。
真相を伝える法王たちは先史の誓約を果たし、一方で誓約を果たさなかった法王たちは恐れや不当な扱いを受けて家に隠れていましたが、逆に命を失う者もいました。師父が『人類はなぜ迷いの社会なのか』で説かれたように、「どの人間もこの世に転生してきたとき、創世主に誓いを立てたのです」。したがって、誓約は厳粛であるべきものです。
最後の時に、私は師父が円満成就になった法王たちを連れて天門を通じて行き、彼らは各自の天国の世界に戻り、新しい宇宙で自身の世界を司る光景を見ました。
結び
この真実を感じるいくつかの光景を見た後、私は自分に問いかけました。「私は誓約を果たすことを真剣にやっているでしょうか? 私は師父が大きな苦しみを負って得た貴重な時間を大切にしているでしょうか? この貴重な時間の中で、私は師父が教えてくださった三つのことをきちんと行っているでしょうか?」。振り返ってみると、まだ十分ではないと感じます。師父がこれらすべてを私に見せてくださったのは、時間を大切にし、勇猛に精進し、師に手伝って衆生を救い済度するようにと私に警鐘を鳴らしてくださったのだと思います。
次元が限られているので、適切でないところがあれば、同修の皆さんにご指摘いただけると幸いです。