山東省泰安市の王冉閣さん 迫害され死亡
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 【明慧日本2024年11月16日】(山東省=明慧記者)山東省泰安市の法輪功学習者・王冉閣さん(女性)は2020年12月、岱岳区道朗派出所の警官により不当に連行された。その後、2021年12月10日、肥城市裁判所から懲役3カ月の実刑判決を言い渡された。2022年3月9日、王さんは帰宅したが、中国共産党(以下、中共)の人員から度々嫌がらせを受け、精神的にも肉体的にも大きなプレッシャーに晒されていたため、2023年末に重病を患った。2024年10月5日、王さんは亡くなった。享年78歳。

 王さんは2020年12月18日の朝、野菜市場に買い物をした後、9時頃、バス停で帰りのバスを待っていたところ、突然2台のパトカーが来て、4、5人により岱岳区道朗派出所まで連行された。

 王さんが派出所で約3時間滞在した後の12時頃、警官らは王さんの家に行き、家宅捜索を行い、法輪功の内容が書いてある卓上カレンダー60冊、および食料品を買うのに使った手押し車を押収した。

 2021年10月25日、中の2人の警官は再び王さんの家に行き、身分証を提示することなく、家中の物をひっくり返した。

 2020年12月18日から1年間、中共の関係者らは何度も、王さんと子供たちの家に行って嫌がらせをしたため(電話を含む)、王さんの家族は食事もできず、眠ることもできず、大きな苦痛を感じていた。

 2021年12月10日、王さんは肥城市裁判所から懲役3カ月の実刑判決を言い渡され、新泰で10日間拘束された後、泰安に移送された。2022年3月9日に解放され、帰宅した。帰宅する前に、王さんは1000元の罰金を強要され、さらに肥城市裁判所により10万元を「保証金」として5年間凍結されることになった。5年以内に、王さんが法輪功の資料を配布し、人々に迫害の実態を伝えることが発覚された場合、その10万元は押収され、そうでなければ5年後に解凍され返還される。

 家に帰った後、王さんは依然として中共の人員から頻繁に嫌がらせを受け、精神と身体は大きなプレッシャーにさらされた。2023年末、王さんは重病を患い、2024年10月5日に亡くなった。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/7/484700.html
 
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