文/中国の大法弟子 帰真
【明慧日本2024年11月18日】私は師父に対する無限の感謝を抱き、修煉の過程でのいくつかの出来事を書き留め、師父の偉大さと法輪大法の素晴らしさを証明し、師父の慈悲による済度に感謝します。
法を得る機会と学法グループ
私は1998年7月に法輪大法を修煉し始めました。その年、私は50歳でした。
1998年7月、友人は、いつも、私の無気力な様子を見て、法輪功を紹介してくれました。彼はこの功法がどれほど素晴らしく、病気を治し、健康を促進する効果があるかを話しました。病気を治すために、私は大法の修煉を始め、小グループの学法に参加しました。
学法グループの初日、私は師父の済南での講法ビデオを見ました。師父を見て、とても嬉しく、心が落ち着きました。師父の話はなんて素晴らしいのでしょう! 内容を覚えることはできませんでしたが、ただ聞くのが好きでした。師父の周りを炎のようなものが包み込んでいるのが見え、指先の周りにも炎が見えました。師父がお話されるたびに、その炎がちらちらと瞬いていました。私は師父の講法のビデオを初めて見て、何も理解できなかったので、みんなも同じことが見えているのだと思っていました。その後、同修に聞いてみると、彼らは何も見えなかったと言い、私の根基が良いと教えてくれました。私は生涯にわたり、これほど偉大な師父に出会えたことにとても幸運だと感じました。その時、私は師父に従って修煉を続けることを決心しました。
私の学歴は限られており、方言も強いため、学法はとても大変でした。同修が法を読むと、私はそれを聞いていました。私の人生観、世界観は完全に変わりました。まだ修煉が何であるかは分かりませんでしたが、私は師父が偉大であること、大法が素晴らしいことを知っていました。学法を始めて約1カ月経った時、師父は私の体を浄化してくださいました。これまでいくらお金をかけても治らなかった様々な病気が全て治り、体全体が軽くなり、力が湧いてきました。私はその喜びを言葉で表すことができず、師父への限りない感謝も表現できません! 修煉前はいつも心配していた私が、修煉後は毎日笑顔で過ごせるようになり、心から嬉しく思っています。時には寝ているときに笑って目が覚めることもありました。私を知っている人たちは、私がまるで別人になったと言います。大法は本当に素晴らしいのです!
しかし、私が修煉を始めてまだ1年も経たないうちに、中共の邪党が法輪大法の迫害を始めました。迫害の後は学法グループがなくなり、私はとても苦しみました。師父は私が修煉したい気持ちを持っているのを見て、あまり親しくない2人の同修の姉妹と一緒に学法するように手配してくださいました。私はとても嬉しかったです。
2人の同修はどちらも大学を卒業したばかりで、文化的な素養が高く、法を読むのが非常に流暢で、ほとんど間違いがありませんでした。しかし、私が法を読むときは、間違って読んだり文字を追加したり、文字が抜けたり、さらには行を間違えたりしてしまうことがよくあります。
2人は根気よく私のミスを訂正してくれました。その時、私は法に対して理解ができず、心の中で焦りを感じましたが、焦れば焦るほど間違いが増えてしまいました。虚栄心や見栄っ張りの心が私を悩ませ、プレッシャーが大きくなり、小グループを辞めたいと思うようになりました。私は2人にその考えを伝えましたが、同修たちは本当に優しく、私に辞めないように説得し、私を嫌わず、励ましてくれました。「心を込めて取り組めば、師父が見守ってくださるから、必ず良い結果が得られる」と言ってくれました。彼女たちのその心に深く感動し、本当は離れたくないと思っていました。あの頃、学法グループを見つけることがどれほど難しかったか分かっていたからです。
私は心を決めて、しっかり学法をし、同修の助けに対して恩返しをすることを誓いました。その時、小グループは週に一度学法し、それ以外の時間は家で自分で学法をしていました。私は師父に助けを求めました。毎回、自分の学法に対する態度を正し、一字、一文をはっきりと読むようにし、学法の量や速度を求めず、ただ正しく、間違えずに読むことを目指しました。
しばらく努力した結果、師父の加持と同修の辛抱強い助けのおかげで、私は法を読むのが日ごとに上達し、基本的に皆と一緒に溶け込むことができるようになりました。ここまで来られたのは、師父の加持と同修の寛容さ、及び無私の助けがあったからです。
利益心を捨て、法の中で昇華する
2001年3月、私の義理の姉の母親が入院しました。義理の姉の目が良くないので、私は仕事の後、夜は、義姉の母親の世話をすることにしました。義姉の弟は会社の社長で、何度か私が病院で母親の世話をしているのを見て、1,000元(約2万円)をくれました。「これは車代に使って」と言われましたが、当時は断ることができず、受け取りました。
翌日の夜、真夜中に激しい痛みで目が覚めました。左胸に何本もの鋼の針が刺さっているような感覚があり、次第に痛みが増して、横になることもできませんでした。事態の深刻さを感じ、私は煉功を始めました。一、三、四のセットを煉ったところ、少し痛みが和らぎました。二番目のセットを煉っていると、私は自分に問題があると感じました。「自分はどこが間違っているのだろう?」と考えていると、突然、あの1,000元のことを思い出しました。「このお金は受け取るべきではなかったのではないか? 修煉者は人を助けるときに見返りを求めないのに、私はそれを求めてしまったのか? さらに、義姉を助けたのは恩返しのためだったのに、私は間違ったのだ。このお金は受け取るべきではない」と悟りました。
その時、私は腹前抱輪をしようとして、手を下に動かした瞬間、「サッ」と一杯の冷水が左胸を流れ落ちるような感覚を受け、ああ、とても気持ちよかったです! 心の中がすごく軽くなり、抱輪は軽やかで非常に素晴らしいものでした。私は正しく悟ったと感じ、師父が励ましてくださっていることが分かりました。
その後、私は第五のセットを煉っていると、『轉法輪』に書かれているように、まるで卵の殻に座っているかのような、とても心地よく素晴らしい感覚が訪れました。腕や脚が軽やかで、エネルギーに包まれているような、非常に快適な状態になりました。私は正しく悟ったと知り、師父が私を加持してくださっていると感じました。
悟ったことは実行しなければなりません。そのため、私はお金を返す決意をしました。翌朝、私は夫に事情を話し、私の決意を伝えました。夫も協力してくれました。朝食を終えた後、2人で病院に行き、彼の母親にお金を渡しました。その結果、私の胸の痛みは完全に治りました。