湖北省武漢市の習国秀さん 不当裁判に直面
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 【明慧日本2024年11月20日】湖北省武漢市の法輪功学習者・習国秀さん(60歳女性)が最近、1年間不当に拘禁され、11月19日午後に漢陽区裁判所で裁判を開かれる予定であることが分かった。

 習さんは以前、ひどい胃腸炎にかかり、彼女自身は医者であるが、自分の病気を治すことができず、最も先進的な病院の教授に診てもらっても治らなかった。病気のため、習さんは機嫌が悪く、よく夫に怒り、人生に自信をなくしていた。1995年、法輪功を学んでから、習さんは心身ともに健康を取り戻し、性格も良い方向に変わり、他人に親切に接することができるようになった。

 2023年10月24日夜11時かから12時、武漢市公安局漢陽分局国家安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と漢陽区四新派出所の私服警官十数人が習さんの家に押し入り、家宅捜索を行い、パソコンや携帯電話などの所持品を多数押収した。警察は、習さんを漢陽区公安局に連行したが、その理由として、習さんが四新の太子観瀾コミュニティで数冊の法輪功パンフレットを発見したいうことであった。習さんは、自分は無関係であると述べ、「上記は証拠と事実を偽造した事実無根のものである」と供述書に記した。

 10月25日午後、漢陽区公安局は依然として習さんを武漢市第一留置場に移送した。11月9日、漢陽区検察庁は習さんへの逮捕令を発布した。

 2024年1月上旬、習さんを起訴した事件は漢陽区検察庁に移送され、4月11日、検察庁から漢陽区裁判所に移送された。

 習さんが長年受けた迫害の実態

 1999年7月、江沢民の法輪功に対するいわれのない迫害が始まってから、習さんは法輪功を学ぶことを堅持しているとして、洗脳班に5回拘束され、2回拘禁され、家宅捜索され、家族は何度も金銭を強要された。洗脳教室や拘置所で、習さんは睡眠を禁じられ、職員に殴られ、立たされ、食事を許されず、嘘を言うことを強要された。

 習さんの元職場である漢陽鉄道中央病院は、2000年に彼女を理由もなく連行し、漢陽の陶家嶺洗脳班に6ヶ月間送り込み、その間賃金を差し押さえた。さらに、習さんは仕事中に洗脳班に連行され、同じく賃金を差し押さえられたまま4ヶ月間洗脳班に送り込まれた。

 2001年、仕事中の習さんは、職場の書記の黄詩強から「用事があるから事務所に来て欲しい」と言われたが、到着するやいなや、すでに待ち構えていた5〜6人の街道の関係者に無理やり車に引きずり込まれ、漢陽洗脳班に送られて迫害された。

 2003年、法輪功を誹謗中傷する写真や絵の展覧会が彼女の職場で開催されたとき、習さんは職場に間違った情報を広がるべきではないと思い、撤去した。その結果、半月間拘留され、その後4ヶ月間洗脳班で迫害された。自分の信念を主張したため、さらに2ヶ月間武昌の楊園に送られて洗脳された。

 2004年、習さんは自宅で洗濯をしていたところ、再び街道の関係者に連行され、洗脳班で迫害された。

 2016年7月12日午後5時ごろ、湖北省鄂州市華容区公安分局、610弁公室の私服警官十数人が、武漢市武昌区南湖園城の法輪功学習者・李先娥さんの家に押し入り、李さんと彼女の家に来ていた学習者5人(傅国啓さん、楊海珍さん、夏玉蘭さん、陳えん明さん、習国秀さん)を不当に連行した。習さんは近所で見張っていた私服警官に尾行され、連行された。習さんは懲役2年の判決を言い渡され、2017年7月12日、鄂州市留置場から釈放された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/13/484975.html
 
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