【明慧日本2024年12月2日】2024年「ブラジル法輪大法修煉体験交流会」(以下、法会)が10月27日、サンパウロのトランサメリカ・エグゼクティブ・ペルディスホテルで開催された。ブラジル各地から多くの法輪功学習者(以下、学習者)がこの盛大な法会に参加した。14人の学習者が、日常生活や法輪功迫害の実態を伝えるプロジェクトにおいて、「真・善・忍」の法理に従い、心性を向上させながら衆生を救う修煉体験を共有した。
法会で修煉体験を発表する学習者 |
魔難に直面し 信念を保つ
71歳のオデッチさんは、ブラジル南部のポルト・アレグレから法会に参加した。彼女は、膝を負傷した際にも法輪大法と師父に対する揺るぎない信念を保ちながら修煉を続けた体験を分かち合った。
オデッチさんは長時間のハイキングを楽しむことが好きだった。しかし、ある日、階段を下りている途中で膝に激しい痛みを感じ、足を地面につけることができなくなった。日が経つにつれて痛みは収まるどころか、ある時はベッドに5日間も横たわり続けなければならない状況に陥った。
その間、彼女は毎日欠かさず法を学び、積極的な心構えを保つことを自分に言い聞かせた。どれだけ痛みが続いても、彼女は「落胆せず、法輪大法と師父への信念を強く持ち続けるべきだ」と自分を励まし続けた。
オデッチさんは、「私は自分を法輪大法の修煉者として扱い、信念を持ち続けるべきだと思いました。そうすれば、すべてが良い方向に向かうと信じていました」と述べた。
そして6日目の朝、彼女が目を覚めると、脚の状態が驚くほど良くなっていることに気づいた。「まるで何も起きていなかったかのようで、ほとんど痛みを感じませんでした。信じられない思いで脚を動かしてみると、本当に痛みがほとんどありませんでした」と話した。
そして4、5日後、彼女は再び自力で歩けるようになった。オデッチさんは、この経験を通して、師父の慈悲と偉大さに深く感謝し、「師父が私の業力を取り除いてくださったのです」と語った。
ルラさんは、2024年度の神韻公演のプロモーションと上演期間中にボランティアとして参加したことについて発表した。その際、学習者同士の協力の中で、怨みの心や互いを責める行為が見られた。彼女はこれらの消極的な考えが良くない物質を形成し、それが絶えず摩擦を引き起こしていると悟った。
ルラさんは、「私たち自身が悪い物質を生み出してしまったために、それが妨害を招く原因になったのです。もしそうであるなら、私たちは本当に互いを責めるのをやめるべきです。このような消極的な考えは、法を正す進展に悪影響を与えるだけでなく、中国国内の学習者にも影響が及ぶ可能性があります」と述べた。
ルラさんは、ブラジルでの神韻公演のプロモーション中に直面した困難や影響について、すべてのブラジルの学習者が内に向けて探し、修煉を通じて正すべきだと考えていた。
彼女は、「これは師父が私たちに望まれていることだと思います。私たちはもっと努力して神韻公演のプロモーションを支援し、日常生活で出会う縁ある人々に法輪功迫害の実態を伝えるべきです。そして、師父のご期待に応えるために、全力を尽くさなければなりません」と語った。
内に向けて探すことに対する理解
彭さんは内に向けて探すことの重要性について交流した。彼は、身がどのような環境に置かれても、自分の内に向けて探すことが修煉者の本能的な反応であるべきだと考えている。ひとりの修煉者として自分がすでに努力したと思っていても、さらに心性を高める続ける必要があるという。彼は、「修煉者にとって、心性を向上させる余地がないということはあり得ません。このように考えること自体が、まさに内に向けて探す必要性を示しているのかもしれません」と述べた。
彭さんは怨恨の心についても交流した。彼はもし人が物事を行うときに、私心がなく善意を持つべきだが、自分の不足を内に向けて探すことを拒み、他人が正しいかもしれないと認めない場合、隔たりや悪い感情が生じると考えている。怨恨の心の破壊力は非常に大きく、攻撃的な反応を引き起こし、他の執着心を誘発することがある。その結果、双方が自己弁護の悪循環に陥ってしまうという。
彭さんは、「人を鏡として見る」ことがこのような問題を避けるために有効だと考えている。「言い換えれば、私は試しに他人に見える良くない点、嫌なこと、または他人に不便をもたらすことは、すべて自分の不足を反映していると考えている。これを本当に実践した時、私の心は落ち着き、修煉者の基準が何であるかを理解できるようになり、自分の不足をすぐに見つけることができ、他人の欠点を見て自分が恥ずかしく思えるようになりました。このようにして、私は他人の長所を見つけ、彼らと協力して物事をうまく進めることができるようになりました」と語った。
法会で恩恵を受ける学習者
10月27日、法会に参加した一部の学習者の記念撮影 |
法会に参加した学習者たちは、学習者の交流を通じて、常人の環境でトラブルに直面した際には内に向けて探して心性を絶えず高めるべきだと認識したという。学習者のジゼルさんは、「多くの学習者が困難な状況の中で揺るがず修煉を続けられたのは、法輪大法の法理に従い、着実に修煉してきた結果です」と語った。
法会終了後、参会者は記念撮影を行った。彼らは師父の慈悲深い救い済度に感謝し、比して学び比して修め、修煉の道でより良く行うことを誓った。