文/中国の大法弟子が口述、同修が整理
【明慧日本2024年12月6日】私は今年71歳です。20歳の時から足の痛みが始まり、30代になると生理痛、胆嚢炎、冠動脈疾患、肩関節周囲炎、頚椎症、リウマチなどの病気に罹りました。胆嚢炎が発病すると、家事をちょっとしても背中が疲れ、痛くなり、薬を飲んでも効き目がありませんでした。頭痛、めまい、寝れない、神経類の薬も飲みましたが効果がありませんでした。水の音を耳にすると失禁してしまい、トイレに走って行っても間に合いませんでした。さらに、最も苦しいのは生理痛で、下腹部に一塊の氷があるように大変冷たかったのです。腰の痛みも辛く、座ったり立ったり横になったりしても痛みが軽減できず、深刻な時には暖炉ベッドの上に転がりました。常に痛みがあって何の家事もしたくはありませんでした。
毎月同じように、一週間は暖炉ベッドの上で過ごしていました。少しでも体を温めると痛みが和らぐからです。一番厄介なのはリウマチでした。手の関節が変形して腫れ上がり、膝から下がすべて痛みました。少しでも働いたり、少し多めに歩いたり、冷たい風に当たったりすると足が痛みました。冬になるとさらにひどくなりました。買い物から帰ると足の痛みが耐え難くなって、温かいお湯で足を浸して少しでも痛みを和らげるしかありませんでした。
病気になると手当たり次第に治療法を試しました。どんな方法でもとりあえずやってみるのです。艾灸(もぐさ灸)を試したときは、もぐさを点火して足に近づけたところ、鋭い痛みが走り、足に黒い穴が焼き付きました。その後の痛みは耐え難く、かさぶたができて治るまでにはかなりの時間がかかりました。
ある病院で蜂の毒針を使う治療が効果的だと聞き、これも試しました。まず蜂の羽に水を吹きかけて飛べなくし、ピンセットで蜂をつまんで腰に置きます。それを何匹も連続して、十数匹の蜂の針が次々に皮膚に刺さりました。瞬間的な痛みは全身から汗が吹き出し、涙が出そうになるほどの激痛でした。それはまるで体の芯まで焼けるような痛みで、言葉にできないほどつらいものでした。一回の治療で200元もかかり、無職の私には到底続けられるものではありませんでした。
それでも私は家事をやらなければなりません。家族全員分の洗濯、食事の準備、畑の世話――これらの仕事から逃れることはできません。一日中、体のどこかが痛み、絶えず苦しめられていました。病気の苦しみ、生活の困難、そして3人の子どもを育てるという重荷が重なり、生活のプレッシャーは計り知れませんでした。その結果、夜眠れないことがしばしばあり、生きる希望を見出せず、自信も失っていました。未来への光がまったく見えない状況だったからです。
それからさらに十数年が過ぎ、孫娘の送り迎えをするようになりましたが、病気の痛みは相変わらず消えませんでした。ある日、子どもの送り迎えをしている親御さんの一人と私の病気についてたくさん話をしました。すると、その人が「良い方法を教えます!」と言ってくれました。
翌日、彼女から何かを巻いたものを手渡されました。家に帰ると、急いでその新聞紙を広げて中身を確認しました。そこには真相が書かれた小冊子が入っていました。読み終わっても特に心に響くものはありませんでした。実は以前、隣人から「大法は素晴らしい」と言われたことがありましたが、その時はあまり真剣に受け止めていませんでした。
半年後、その隣人の妹さんが家に来て、私たち2人に功法を教えてくれました。初めて練習したとき、私は妙にお腹が張って吐き気がしたものの、実際には何も出ませんでした。そのときは師父が私の体を浄化してくださっているとは知らなかったのです。
それから1年後、同修が『轉法輪』の本を私のために渡してくれました。
私は法を学び、功法を練習することを少しずつ続けていきました。功法を練習していると、両足がまるで火の上に立っているように熱くなり耐え難いほどでしたが、同修は「それは良い兆候です」と教えてくれました。
気が付けば、私の体にあったあらゆる病気や痛みはすべてなくなっていました。それから十数年、薬を一錠も飲むことなく健康に過ごせています。振り返れば、以前は病気の治療に多額のお金を費やし、耐え難い苦しみを味わい続けていました。30年以上も私を苦しめた病気が、大法を学ぶことで完全に消えたのです。本当に信じられないほど素晴らしいことでした。
私が大法を学んで健康を取り戻し、家事や仕事もこなせるようになりました。子どもたちもそのことを理解して応援してくれています。そして、師父は私の家族も守ってくださいました。
長男は、ワゴン車を運転して友人を迎えに行く途中、側面から大型トラックに衝突されました。車のドアはへこんでしまいましたが、彼自身は額を少し切っただけで済みました。
次男は、急カーブの道を通過中、車が4メートル以上深い溝に転落しました。しかし、大事には至らず、彼は自力で車から這い出てきました。体を確認してみてもどこにも異常はなく、車を引き上げて修理に出したところ、大した損傷もありませんでした。これらは師父が私の子どもたちを守ってくださったおかげです。
孫娘は、イヤホンで音楽を聴きながら自転車に乗り、道路を横断しているときに乗用車にはねられました。宙に投げ出された後、地面に叩きつけられました。病院で検査を受け、レントゲンを撮ってもらったところ、片足と脚にいくつか青あざができただけで、他にはどこも怪我をしていませんでした。
孫娘は私にこう言いました。「おばあちゃん、私、お守りを財布に入れていつも持ち歩いてるんだよ。他の人だったら車にぶつかると骨折したりするけど、私は顔の皮すら傷つかなかった。もし顔が傷だらけになってたら、どうしようって思ったよ」。これもまた、師父が守ってくださったおかげです。
今年の春節に家族十数人が一堂に集まり、団らんの食事を楽しみました。そのとき、義理の息子が酒杯を手に立ち上がり、「お母さんのご健康と万事如意を祈ります。法輪大法は素晴らしい!、真善忍は素晴らしい!」と言いました。その言葉を聞いた瞬間、私は感動で胸がいっぱいになり、喜びの涙が目にあふれました。そして「みんなで一言ずつ『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』を言いましょう」と提案しました。
振り返れば、かつて私は病気に苦しみ、生活に疲れ果て、人生に目標も希望も見いだせない状態でした。大法を修めるようになり、慈悲で偉大な師父が私を救い、健康な体を与えてくださいました。さらに家族を守り、彼らにも恩恵を与えてくださいました。師父の慈悲深い見守りのおかげで、私は今日までこの道を歩んでくることができました。師父への感謝の気持ちは、言葉では表しきれません。
この体験を書き残すのは、多くの人々に大法の真実を知ってもらい、無神論の枠を超えてほしいからです。たとえ目に見えなくても、神仏は確かに存在します。そのことをぜひ知っていただきたいのです。