文/四川省の大法弟子
【明慧日本2024年12月9日】私は四川省の辺鄙な山間部の農村に住む大法弟子で、今年84歳になります。幼い頃から、胸の痛み、腹痛、頭痛、脚の痛み、片麻痺など多くの病気を患い非常に虚弱でした。特に寒さに弱く、真夏でも綿入れを着なければなりませんでした。両親は私を治そうとあらゆる医者に見せ、薬を試しましたが、全く効果がありませんでした。私は家族にとって最大の負担となり、父が占い師に私の寿命を占わせたところ、「50歳を少し超えるくらいしか生きられない」と言われました。病気に苦しむ自分は50歳まで持たないかもしれないと私自身も思っていました。
1997年7月、私は修煉を始めました。大法は私の運命を根本的に変えてくれました。法を学び功を煉るようになってから1カ月で、師父が私の身体を浄化してくださいました。その結果、すべての病気が自然に治り、片麻痺も完全に回復しました。それ以来、春夏秋に綿衣を着る必要がなくなり、まるで別人のように明るく元気になりました。一日中笑顔で過ごし、体力が有り余るほどになり、家事や農作業もこなせるようになりました。もはや家族の負担はなくなったのです。師父の説法を学ぶ中で、私は理解しました。私を地獄から救い出し、第二の命を与え、寿命を延ばしてくださったのは師父だと分かりました。今、私は84歳になりました。修煉を始めて27年間、一度も病院に行ったことがなく、一度も注射を打たず、一粒の薬も飲んだことがありません。頭は冴え、目もかすむことなく、身体は非常に健康で、精力もみなぎっています。そして、大法弟子としてすべき三つのことを精力的に行っています。
師父はこうおっしゃっています。「わたしの法身は、皆さんが自分で自分を守ることができるようになるまで、ずっと守ります。その時は、あなたがついに世間法の修煉を出て、得道した時です」(『轉法輪』)。修煉の中で、私は師父がいつも弟子のそばで見守り、保護してくださっていることを深く実感しており、何度も危機から救っていただきました。
昨年、私が83歳の時、交通事故という魔難の中で、師父は再び私の命を救ってくださいました。その経緯は次の通りです。私たちの生産隊は公道に隣接しており、一本の省道が北から南へと村を通り抜けています。村民たちの家屋の多くは公道の両側に建てられており、私の家は公道の右側にあります。
2023年11月のある日、午前10時過ぎのことでした。私は昼食の準備のために菜園へ野菜を摘みに行く途中でした。家を出て公道を横断していたところ、突然、左手(北側)からトラックが猛スピードで走ってきて、車のフロントが私に向かって突進してきました。避けようとしましたが、足が動かず、一歩も踏み出せませんでした。トラックのフロントが私にぶつかろうとしたその瞬間、見えない大きな手が私を後ろに1メートル以上引き戻してくれたのを感じました。トラックは私のすぐそばをかすめて通り過ぎ、衝突を免れることができました。しかし、トラックが私の目の前を通り過ぎる際、荷台の右側に付いていた何かが私の服に引っ掛かり、2メートル以上引きずられた後、地面に倒れ込みました。その衝撃で頭がぼんやりしてしまいました。
その時、運転手も車体に人が引っかかったことに気付き、急いで車を停めて降りてきて、私を助け起こそうとしました。私はすぐに意識を取り戻し、「私は大法弟子だから大丈夫だ」と思い、運転手には手を貸さないよう伝えました。体は痛みましたが、自分でしっかり立つことができ、試しに二歩歩いてみたところ、問題はありませんでした。服が引っかかって破れたことと、手や足、頭にいくつかの擦り傷があるだけで、その他の部位には大きな問題はありませんでした。
私は心の中で師父が私を救ってくださったのだとわかっていました。車が私に衝突しようとしたその瞬間、師父が私を後ろに1メートル以上引き戻してくださり、命を奪われる危険を免れたのです。師父は計り知れない負担を背負い、この難を私のために解消してくださいました。そして、私はわずかに擦り傷を負っただけで、一つの命の借りを返すことができたのです。
運転手はすぐに私を病院に連れて行こうとしましたが、私は「病院には行きません。私は法輪功を修煉しており、師父が見守ってくださっているので、大丈夫です」と言いました。運転手は私が病院に行くのをどうしても拒むのを見て、バッグから500元を取り出し、「おばさん、病院に行かないなら強制しませんが、この500元は受け取ってください。服の補償費や医療費、栄養費のつもりです」と言いました。
私は「師父は、私たちに物事を考える時、まず他人のことを考えるよう教えておられます。私のこの程度の擦り傷は、法を学び功を煉ることで自然に治り、生活や仕事にも支障はありません。それに、あなた方が稼ぐお金も簡単に得られるものではありません。それはあなたが汗水流して得た貴重なお金です。このお金は一分たりとも受け取ることはできません。どうぞお帰りください」と答えました。
運転手は「こんな素晴らしい人に出会ったのは初めてです。おばさん、本当にありがとうございます!」と言いました。私は「私に感謝する必要はありません。感謝すべきは私の師父、李洪志大師です。師父が私たちにこのように行動するよう教えてくださっています」と答えました。すると運転手はすぐに、「李大師に感謝します!」と言いました。
私はこの機会を活かして彼に真相を伝えました。彼は邪党の組織からの脱退に同意しました。そして、「法輪大法好(法輪大法は素晴らしい)、真善忍好(真・善・忍は素晴らしい)」を覚えていれば、神仏のご加護を受けられると伝えました。彼は心から納得してくれました。運転手は何度も感謝の言葉を述べ、車を走らせて去りました。
私はすぐに家に戻り、師父にお香を供え、師父が命を救ってくださった恩に感謝しました。