山東省の法輪功を学んだ地元住民9人に不当裁判
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 【明慧日本2024年12月10日】山東省菏沢市(かたく-し)在住の9人の法輪功学習者(以下、学習者)・張平新さん、張さんの妻・祝令点さん、崔軍さん、陳成個さん(女性)、夏瑞瑩さん(70代女性)、賈素芹さん、侯浴春さん、樊愛栄さん、陳鳳娟さんたちは7月10日、法輪功の教えを一緒に学んでいる最中に、中共当局に不当連行された。現在9人の学習者は裁判を受けている。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党(以下、中共)によって迫害されている。

 事件の詳細

 2024年7月10、11日に、中共当局は大規模な警察部隊を派遣し、30人以上の学習者の自宅を捜索した。10人以上が不当に連行され、そのうち9人が現在裁判を受けている。警察は彼らのそれぞれの家を捜索し、法輪功の書籍、情報資料、コンピューター、プリンターを押収した。

 陳成個さん、陳鳳娟さん、樊さんは現在、菏沢市拘置所に拘禁されており、他の3人は近くの莒城県の拘置施設に拘禁されている。彼らは起訴されており、現在、地元の裁判所で審理中である。

 少なくとも4人の学習者が警察から罰金を科された。張さんと祝さんは5万元(約103万円)~9万元(約186万円)を支払わされた。崔さんは3万元(約62万円)を強要された。夏さんは2万元(約41万円)を支払わされた。

 過去に受けた迫害

 祝さんは2016年4月22日に不当連行され、その後、懲役1年9カ月の不当判決を宣告された。

 崔さんは2005年10月と2006年9月27日に連行された。2006年の不当連行後、1年または2年の労働収容所刑を言い渡された。

 2016年4月21日に、崔さんは再び連行されて1カ月間拘禁され、4万元(約83万円)を脅し取られた。

 陳成個さんは2016年3月23日に連行され、10日間拘留された。

 夏さんは、法輪功の資料を配布したとして通報され、2015年5月8日に連行された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/21/485270.html
 
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