黒竜江省の70代の魏春榮さん 済南刑務所に拘禁される
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 【明慧日本2024年12月11日】山東省青島市に住んでいる黒龍江省出身の72歳の法輪功学習者・魏春栄さんは、青島市即墨第二留置場に1年以上不当に拘禁され、今年6月に済南刑務所に入れられ、魏さんに対する迫害が続いている。

魏春榮さん

 黒竜江省ジャムス市樺南県出身の魏さんは1953年9月生まれで、敬虔なクリスチャンだった。2004年、魏さんは法輪功が病気治療、健康を改善する奇跡的な効果があることを聞き、当時、多くの病気を患い、一日中苦しみながら生活していた。法輪功を学んだ後、病気はすべて消え、心身ともに浄化された。

 しかし、魏さんは人々に自ら受けた法輪功の恩恵と法輪功が迫害されている実態を話したため、何度も連行され、拘禁されていた。2013年、山東省青島市の息子の家に孫の世話を手伝いに行った魏さんは、買い物や自由な時間を使って法輪功が迫害を受けている事実を人に話したため、2回も不当判決を受けた。2015年10月25日、魏さんは青島市城陽区公安分局の警官に連行された後、青島市城陽区裁判所から懲役2年の判決を言い渡された。済南刑務所に拘禁されている間、体罰、殴打、暴力的な「転向」を受けた。釈放からわずか数カ月後の2018年5月4日、魏さんは、ある男性に法輪功の資料を渡している時、正陽路派出所の警官に連行された。その後、青島市即墨区裁判所は魏さんに不当に懲役3年4カ月の判決を下した。

 2023年3月2日、魏さんは街である人に、中国共産党組織から脱退すれば、災難から乗り越えられると話した。しかし、この人(配達員)は受け入れるどころか、共産党の嘘の情報に騙されているため、通報した。魏さんは、青島市正陽路派出所の警官に再び連行された。警官はいわゆる「証拠」を探すために、強制的に魏さんの家に押し入り、法輪功関連書籍6冊、メモリーカード5枚、プレーヤー3台、電子書籍などの私物を押収した。

 魏さんは青島市即墨第二留置場に拘禁され、2023年5月8日に青島市城陽区検察庁に送検され、6月6日に青島市即墨区検察庁に移された。7月5日、魏さんは青島市即墨区検察庁に起訴され、10月12日、即墨裁判所から留置場で不正裁判が行われた。

 2024年1月11日、魏さんは青島市即墨裁判所から懲役3年6カ月の判決と1万元の罰金を言い渡された。魏さんは直ちに控訴したが、原判決を維持という結果が出された。

 魏さんが受けた迫害の詳しいことは明慧ネットの『山東省の魏春栄さんに3度目の不当判決』、『黒竜江省の魏春栄さん 青島市で再び不当な裁判にかけられる』など、ご参照までに。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/21/485255.html