このパレードが8日の日曜日午後4時30分にスタートした。 パレードは、ペンシルベニア州マタモラスをスタートし、ニューヨーク州ポートジャーヴィスまで続くというユニークなルートになっている。 この州をまたぐパレードは、三州地区のクリスマスシーズンの恒例行事となっており、家族連れが椅子や毛布を持って早くからパレードの始まりを待っている。パレードに「メリー・クリスマス」と挨拶したり、子供たちは小さな袋を持って投げられたキャンディーを集めていた。
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クリスマス・パレードに参加した学習者、 コミュニティに温かく歓迎される
三州が接する地区に住む学習者もこのパレードに参加した。今回で彼らがこのイベントに参加するのは5回目となる。学習者による腰太鼓と功法の実演で隊列を組み、主催者や地域住民から熱烈な歓迎を受けたという。
ポート・ジャービス市長のドミニク・シカレセ氏は、「法輪功の隊列が私たちのパレードに参加してくれることを大変嬉しく思っています。そのため、三州地区商工会議所は毎年彼らを招待しています。本当に素晴らしいことです! 来年も再び参加していただけることを楽しみにしています!」と挨拶で述べた。
地元住民は誇らしげに、この地区は「最高の場所」であり、人々は親切で、コミュニティが静かで、居住に最適な場所だと話す。パレードには、多くの地元団体、企業、警察署、消防署、さらに学生のクラブやさまざまなチームが参加した。
この地区に移り住んで10年になる学習者のローラさんは、「ここは素晴らしい場所で、家族と一緒に田園を散歩するのが日課です」と話した。彼女はクリスマスパレードで、法輪大法(法輪功ともいう)の最も素晴らしいメッセージをコミュニティと分かち合いたいと考えているという。
ローラさんは続けて話した。「私は20年以上修煉を続けており、法輪功は素晴らしい精神修煉の方法です。『真・善・忍』の原則に基づいており、健康改善の効果は驚くべきものがあります。パレードでは、可能な限り法輪功の五式の穏やかな功法を皆さんに紹介したいと思います」
彼女はさらに、「プレッシャーの多い現代社会では、自分を最良の方向に導く方法を知らない人も多いです。法輪功は、私たちに『心性』、つまり道徳的な質を毎日向上させることを求めます。それは、どのような仕事をしていても、他人に親切に接することで、自分自身が日々成長していることに気づく、というものです。本当に素晴らしいことです」と語った。
ある市民は、「腰太鼓は素晴らしく、とても美しかったです。彼らが配っていた小さな蓮の花の飾りもとても素敵でした。法輪功の資料を読んでみようと思います」と言った。
警察署長「人々は真・善・忍を必要としています」
![]() 12月8日、クリスマス・パレードに参加した警察署長のウィリアム・ウォーデン氏 |
法輪功の「真・善・忍」という理念は、三州地域のコミュニティでも歓迎されている。ポート・ジャービス市の警察署長ウィリアム・ウォーデン氏は、「人々は『真・善・忍』を必要としています」と述べた。
同氏は、「多くの人々がこの原則を必要としていると思います。我々のコミュニティは法輪功を歓迎します。彼らの文化を歓迎し、この力強いメッセージがもたらすすべての素晴らしさと情熱を歓迎します」と話した。
パレードで行進中の少年たちは、学習者の腰太鼓を気に入ったと話した。その中のベンという少年は、「中国の太鼓は本当に素晴らしい! 僕たちは多様性が好きだし、彼らを歓迎します。これは楽しいパレードで、みんなが幸せになれる瞬間です」と言った。
サムさん一家とクリスさん一家は、沿道でパレードを観賞していた。サムさんは、「中国の腰太鼓のパフォーマンスが好きです。素晴らしくて、とても美しいです。『真、善、忍』という原則は本当に素晴らしいですね。帰ったら調べてみます」と話した。
クリスさんは毎年パレードを見に来ている。彼は「三つの州のコミュニティが同じパレードに参加するのは特別なことです」と言った。
クリスさんは、「それは私たちのいくつかのコミュニティが一つにまとまって、一体となっています。彼らの演奏や資料はどれも素晴らしいです」と話した。
夕方6時、パレードの参加者はポート・ジャービス市中心部に集まり、バンドの演奏に合わせて、無料のホットチョコレートとお菓子を楽しみながら、市長によるクリスマスツリーの点灯を一緒に見守った。