【明慧日本2024年12月20日】広州市の法輪功学習者・徐紫蘭さんと鄭影英さんが今年10月中頃一緒に茶店でお茶を飲んでいたところ、広州市海珠区赤崗派出所の警官に尾行され、写真を撮られ、自宅を不当に捜索された。特に、徐紫蘭さんは91歳という高齢者だったが、警官は彼女に対して容赦しなかった。
徐紫蘭さんは広州珠江ビール工場幹部職を退職しており、人望が厚く、温厚で人のことを気遣う人物だった。明慧ネットの情報によると、彼女は2006年6月13日に海珠区赤崗付近で真相資料を配布していた際、海珠区警官に連行された。その後、越秀区留置場に不当に拘禁された。
2024年10月中旬のある日、徐紫蘭さんが公園を散歩していたところ、冤罪で刑務所生活を終えたばかりの法輪功学習者・鄭影英さんと偶然に出会った。2人は長年会っていなかったため、茶店で一緒にお茶を飲みながら話をすることにした。しかし、広州市海珠区赤崗派出所の警官に尾行され、写真を撮られた。
数日後、赤崗派出所の警官官4人(男女2人ずつ、うち1人の女性警官のみ制服を着用)が徐紫蘭さんの家に不当に侵入し、家宅捜索を行った。そのうち男女1組が徐紫蘭さんを取り囲んで尋問し、もう1組が家の中をひっくり返して捜索した。そして、すべての大法の書籍や資料、大法の師父の写真、さらには160元(法輪功迫害の実態を明らかにする内容を記入するために準備していた紙幣)まで持ち去った。
尋問中、警官は大法を中傷する言葉を口にし、尾行時に撮影した2枚の写真を突きつけた。1枚は茶店での写真、もう1枚は資料を配布していた際の写真だった。警官はこれらの資料の出所を追及したが、徐紫蘭さんは「以前から持っていたもので、内容が良いと思ったので配布しました」と答えた。警官が「あなたは騙されて利用されている」と言うと、徐紫蘭さんは次のように反論した。
「私は騙されてもいないし、利用もされていません。新しい物事が良いか悪いかは、その効果と人々の声を見て判断するものだ。私は若い頃、体調が悪く、病気がちで、毎年入院が必要なほどでした。しかし1999年2月に法輪功を修煉し始めてから、病気が全て治り、健康な体を手に入れました。以来26年、91歳になった今でも一度も病気にならず、薬も一粒も飲んでいません。あなた方が法輪功を悪いと言っても、この事実を説明することはできないでしょう。大法の書籍や師父の写真を持ち去ったが、大切に保管してください。もし破損したりすれば、それはあなた方にとって非常に悪いことです。大法を大切にすることは、あなた方自身を大切にすることです。それ以上のことは話したくありません」
法輪功学習者の鄭影英さん(年齢不詳)は、3年前にある見知らぬ人に「真相の護身符」を渡したことで密告され、警官に連行された。その後、海珠区裁判所によって不当に懲役2年半の判決を受け、今年4月に冤罪の拘禁期間を終えて釈放された。しかし、依然として海珠区赤崗派出所による監視と尾行が続いている。現在、鄭影英さんの状況は不明だ。外部からの注目と支援を求めている。
海珠区裁判所は、広州市全体の法輪功学習者に対する不当判決を行う「裁判所」とされている。広州市海珠区の公安・検察・司法部門は特に邪悪で、仕官欲に駆られる若い警官や判事を利用し、法輪功学習者への迫害を行っている。90年代に生まれたこれらの若者たちは幼少期から中共の虚偽を教え込まれ、その多くはひどい洗脳を受けており、法輪功に対して根拠のない憎悪を抱いている。
法輪功(または法輪大法)は、世界の人々に親しまれている伝統修煉法で、法輪功を学んでいる人は「真・善・忍」という宇宙の特性に従って善良な人間になろうとしている。法輪功を迫害する者は大罪を犯すことになり、その結末は非常に悲惨なものとなった。現在、天災や人災が頻発しているのは、天罰の証明でもある。このため、法輪功を学んでいる人たちは命をかけて法輪功迫害の実態を伝え、人々を救おうとしている。迫害に関与している人々は、その真意を理解し、迫害を停止して悔い改めるよう望んでいる。これが自らを救う唯一の道である。