仏の欧州評議会前で迫害停止を要求
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 【明慧日本2024年12月25日】12月10日の国際人権デーを前に、法輪功学習者(以下、学習者)は12月9日、フランス東部ストラスブールの欧州評議会の前で、中国共産党(以下、中共)による法輪功への残虐な迫害について人々に伝え、それを終わらせるよう協力を呼びかけた。

欧州評議会の前で功法を実演し、迫害を伝える学習者

 学習者は法輪功の「真・善・忍」の原則に従って人格を高めているが、中共は1999年7月、法輪功への迫害を開始した。それから25年が経過したが迫害は未だ続いており、中共は、学習者から生きたまま臓器を強制的に摘出する臓器ビジネスで多額の利益を得ている。

 欧州評議会の職員や地元の人々、観光客らは学習者と話し合い、中共による迫害と強制的な臓器摘出について知った。そして強制的な臓器摘出の中止を求める請願書に署名し、法輪功への支持を表明した。

迫害の終結を求める請願書に署名する人々

 他人の命や臓器を奪ってはならない

 ナシムさんは金融を専攻する大学生。彼は「人間の臓器や命に関わるこうした迫害行為すべてに反対します。こんなことは許されません。人の命や臓器を奪うことはできません。私は、あらゆる迫害に反対します」と語った。

 そして、こうした情報を伝えていくことが大切だと述べた。「今はインターネットがあり、自分の情報源を検証することがとても重要。私たち全員がこの機会を有効活用すべき」とも語った。

 ナシムさんはアジア、特に中国に注目している。彼は法輪功の核心的となる「真・善・忍」という価値観に賛同した。「学習者の皆さんがこの価値観を伝え、常に尊重していることに感謝しています。この価値観には真実、善意、人々への敬意が含まれています。今日の社会でとても重要だと感じています」

 ミシェルさんは嘆願書に署名した後、「どんな独裁政権にも、数多くの事実が隠されていることに気づくでしょう。結果的に苦しむのは、いつも一般の人々だということも理解しています。皆さん(学習者)の行動は、私たちが今必要としている価値観を反映しています。迫害は、確かに存在します。残念ながら、私たちはこの(人間性からの)逸脱を目撃しているように感じざるを得ません。皆が恐怖を感じています。皆さんがこうした事実を明らかにし続けていかれることを願っています。(中国で)起こっているすべてを明らかにする上で、非常に重要です」と語った。

 ITエンジニアのマーク・キファー氏は、「現状を変えるには、できるだけ多くの情報を公開することが重要です。中国でニュースを流すのは簡単ではありませんが、必要であればテクニカルなツールを使って、すべての反体制派が情報を伝達し、国民に知らせることができるように支援する必要があります。これがまず第一歩です」と語った。

 オーモントさんは「生きた人間から臓器を強制摘出することは、許されません、非人道的な行為です。私たちは、こんなことをするためにこの世に生まれてきたのではありません。彼ら(中共)がこんなことを敢えてするのは恥ずべきことです。言葉では言い表せません。中共は本当に忌まわしい、ひどい!」と語った。

 法輪功の原則は意義深い

 国際機関で働くロームさんは「中国の共産主義政権下で人々は多くの苦しみを味わってきましたが、残念ながら国際社会ではそのことが十分に語られていません」と述べた。これは中国人が控えめで、争いについてあまり文句を言わないからかもしれないという。またロームさんは、人々が中国にあまり注意を払っていないことに同情を感じると語った。

 ロームさんは、「真・善・忍」という価値観を良いものだと考えており、強く賛同している。「忍耐が欠けると、私たちは怒りがちです。怒りは、ヨーロッパや中東でも非常に強い感情です。中国人は昔から、この怒りを克服するために忍耐をまず養わなければならないと理解してきました。ですから、法輪功が説く『真・善・忍』の原則は、非常に意義深いのです」

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/12/14/486107.html
 
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