【明慧日本2024年12月26日】四川省都江堰市(とこうえんし)在住の2人の女性法輪功学習者・李孟君さん(72)、李霞さん(59)は、法輪功の修煉を実践したため、2023年7月25日に、当局に不当連行された。1人は現在3年6カ月の不当判決を宣告され、もう1人の事件の状況は不明である。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
李孟君さんの事件の詳細
2023年7月25日、李さんと李霞さんは街で法輪功迫害の事実を人に伝えている最中に、幸福鎮派出所の警官らに不当連行された。警官は事件処理センターで彼らを尋問した後、安慶留置所に拘禁した。
元製紙工場労働者である李さんは、2024年8月20日に都江堰市の裁判所で懲役3年6カ月の不当判決を受けた。李さんは以前、法輪功を実践したことで懲役7年6カ月(2010年から2018年)服役していた。
李霞さんの事件の詳細
元販売員の李霞さんは、法輪功のおかげで関節痛と動悸が治ったと信じている。今李さんの状況は不明である。李さんの家族には最新情報は伝えられていない。李さんはもう1年以上も拘置所に拘禁されていた。
過去に受けた迫害
2001年11月に、李霞さんは不当連行され、1か月間拘禁された。その間、中学生の息子は自力で生活しなければならなかった。
2008年3月8日に、李さんは再び連行された後、李さんは楠木寺女子労働収容所で1年間の強制労働を命じられた。李さんは信仰を固く守ったため、刑期は延長され、合計444日間拘禁された。李さんは残酷な拷問を受け、重度の近視になった。
2022年8月9日に、警察は李さんの自宅を家宅捜索したが、連行はしなかった。数時間後、地元の610弁公室の職員である包小牧が一団を率いて李さんの簡単な健康診断を行った。包は、李さんが健康であると判断されれば、強制的にCOVID-19のワクチンを接種すると述べた。
李さんは高血圧であることが判明した。その後、包は「ワクチン接種を受けなかった責任は私にあります」と書かれた免責同意書に署名するよう李さんに求めた。李さんはそれに署名した。
次に、包は署名済みの書類で別の紙を覆い、片隅だけ残して李さんに署名を求めた。労働収容所での以前の拷問により近視になった李さんは、2枚目の紙に何が書かれているのかはっきりと見えなかった。李さんは、署名した接種の免責同意書のカーボンコピーだと思って、2枚目の紙にも署名した。
李さんが署名するとすぐに、包は2枚目の紙を掴んで「この書類を署名したじゃないか! お前はもう法輪功学習者じゃないぞ!」と言った。李さんはすぐにそれが法輪功を放棄する宣言だと分かった。李さんは包が自分を騙したと非難し、署名を無効にしていると言った。包は、署名がなければ李さんは洗脳班に1カ月間監禁され、生活費として1万9千元を支払わなければならないので、代わりに感謝すべきだと言った。