【明慧日本2024年12月27日】河北省秦皇島市在住の法輪功学習者・付鴻さん(女性)は11月20日、法輪功を学んでいるとして秦皇島駅で当局に不当に連行された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の詳細
11月20日午前7時頃、付さんが列車の改札口を通過していたとき、鉄道の警備員が付さんを止めてバッグの中を調べた。法輪功の書籍と電子書籍リーダーが見つかり、警備員は付さんを連行して警察に通報した。
午前9時頃、燕山大街派出所の警官らは、駅に到着した。警官らは警察手帳を提示せず、名前も明かさず、付さんを自宅に連れ帰った。警官らは傅さんから無理やり奪った鍵でドアを開け、捜索令状もなしに家宅捜索を行った。法輪功の創始者の肖像画3枚と現金5,000元が押収された。
午前11時頃、西港路派出所の警官4人が、燕山大街派出所に到着した。誰も身分証明書を提示しなかった。警官らは付さんを河安里住宅街にある付さんの別の住居に連行した。警官らはまた、付さんの鍵を使って無理やり侵入し、適切な書類もないまま家中を家宅捜索した。ノートパソコン2台、法輪功の本数冊、資料が押収された。付さんの2カ所の住宅を家宅捜索した2つの警察グループはどちらも、法律で義務付けられている押収品のリストを提出しなかった。
午後12時から午後1時の間に、付さんは尋問のため西港路派出所に連行されたが、付さんはいかなる質問にも答えることを拒否した。警察は午後4時に付さんを海港派出所に連行し、強制的に生体認証を採取した。その後、夕方早くに付さんを警察病院に連行し、身体検査を受けた。付さんは高血圧(167/108 mmHg)と心拍数113と診断された。しかし、秦皇島市留置場は付さんを監禁した。
付さんは1998年に法輪功を学び始めた。付さんは2009年に連行され、13カ月間労働収容所に拘禁された。