四川省の徐志英さんに不当判決
【明慧日本2024年12月27日】四川省楽山市在住の法輪功学習者・徐志英さん(女性)は、法輪功を学んだため、2024年11月28日、中区裁判所に懲役1年の不当判決を宣告された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
2023年5月11日、中区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らは徐さんの自宅を家宅捜索し、尋問のため海棠派出所に連行した。
警官は法輪功のチラシ3枚と監視カメラの静止画像3枚を提示し、徐さんがチラシを配布したかどうか尋ねた。徐さんは、動画に映っている女性は自分だが、チラシを配ってはいないと述べた。警察はその後、徐さんを保釈した。
8月30日、海棠派出所の警官4人が徐さんの自宅に侵入し、尋問のため派出所に連行した。警官は徐さんに対する訴訟が2023年5月6日、つまり最初の逮捕の5日前に立案したと徐さんに通知した。
徐さんは訴訟書類の閲覧を求めたが、要求は拒否された。その後、警官は徐さんに召喚状と自宅軟禁の通知を渡した。どちらも徐さんが「X教を利用して法執行機関を弱体化させた」疑いがあると述べた。
9月7日、警官は徐さんに電話をかけ、書類に署名するために来るように伝えた。徐さんは翌日行き、中区検察庁に連行され、検察庁が起訴状を提出するための許可された期限の通知を受けた。検察庁は2024年1月25日に徐さんを起訴し、その後事件を中区裁判所に送った。
徐さんは2024年9月5日と11月28日の2回出廷し、日付は不明だが有罪判決を受けた。
徐さんは2008年2月28日にも不当に連行され、同年5月20日に懲役3年の不当判決を受けている。