【明慧日本2024年12月27日】浙江省杭州市(こうしゅう-し)在住の法輪功学習者・楊潔さん(女性)は、法輪功を学んだため、2023年11月、杭州市西湖区警察の警官らによって浙江大学の自宅から不当連行された後、拘禁された。2024年8月9日、楊さんは西湖裁判所に懲役2年10カ月の不当判決を言い渡された。楊さんは現在控訴している。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。楊さんは浙江大学を卒業し、浙江医療保険会社の元職員であった。
これに先立って、楊さんは強制労働収容所に送られ、不当判決を3回受けており、合計15年8カ月間刑務所に拘禁されていた。2001年6月~2003年までは強制労働収容所で2年、2005年4月~2011年4月までは懲役6年、2012年11月からは懲役5年の不当判決、2018年7月30日~2021年3月までは懲役2年8カ月の不当判決を受けた。
下記は楊さんがここ数年来、迫害を受けた体験記録である。
1999年7.20以降、楊さんは何度も迫害された。1999年12月、楊さんは浙江大学で公に煉功したため、不当に15日間拘束された。修煉を堅持していた楊さんは、何度も西湖区警察署の警官らにより、嫌がらせを受けた。これらのことで仕事を何度も失った。
2001年1月の中国旧正月の期間中、楊さんは20日間拘禁された。同年6月末、楊さんは家から連行され、労働教養2年を強いられ、杭州女子労働教養所に拘禁された。楊さんは、法輪功の修煉を放棄せず、洗脳教育を受けることを拒否したため、教養所で一番厳しい「厳管隊」に入れられて、酷く痛めつけられた。その上、家族は高額な費用の支払いを余儀なくされた。また30代の楊さんは迫害され続けたため、極度のストレスから黒髪が白髪ばかりになった。
2005年4月、楊さんは再び連行され、翌年、懲役6年の実刑判決を下された。
2012年11月、楊さんは再度連行され、懲役5年の実刑判決を下され、家の中を家宅捜索された。浙江女子刑務所で何度も独房に閉じ込められ、10日間にわたって睡眠を剥奪された。シャワー、シャンプー、洗濯を1年間禁止された。独房で飢えに苦しみ、寒さに凍え、冷やされたり、辛辣な言葉で罵られたりした。大小便も独房でそのままするよう強要された。毎日、法輪功を誹謗中傷する映像を見るのを強要された。しかも5年間にわたり、このように厳格に管理された。
2017年11月2日、楊さんは解放されて帰宅したが、ずっと中共当局の警官らに監視され、執拗な嫌がらせを受けた。
楊さんの自宅の前に1台の乗用車が毎日止まっており、2人の若者が一日中 待ち伏せをしている。楊さんが出掛けると、車にいた2人がすぐに尾行するのである。
2018年7月30日、楊さんは警察に不当連行され、懲役2年8カ月の不当判決を受けた。後に、浙江省女子刑務所に拘禁された。
2023年11月、杭州市西湖区警察の警官らによって浙江大学の自宅から不当連行された。その後、楊さんの家族は楊さんが中共当局に不当拘禁されたことを知った。