【明慧日本2024年12月27日】黒竜江省チチハル市在住の法輪功学習者・楊秀花さん(59歳女性)は、2024年12月12日、龍江県裁判所に懲役4年の不当判決を言い渡された。楊さんは不当判決を受けるのはこれで2度目となる。楊さんは控訴した。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の詳細
2024年4月26日、フラルキ区の紅岸派出所の警官らは電動ドリルで学習者・馮子民さんの自宅のドアを開けて家に侵入し、法輪功を学んでいる4人の学習者を不当連行した。警官らは外に出ると楊さんを含め、3人の学習者をみつけて一緒に連行した。警察は学習者全員の家を家宅捜査した。学習者の家からノートパソコン、大法書籍、プレーヤー、その他の物品を押収した。
7日間不当拘留された後、6人の学習者は1年間保釈され帰宅した。81歳の孫玉芳さんは保証金1万元(約22万円)を脅し取られた。楊さんを含め5人の学習者はそれぞれ保証金5000元(約11万円)を脅し取られた。孫海珠さんは30日間拘禁された後、1年間の裁判を待って保釈された。
楊さんは5月末か6月初め頃に再び警察に連行され、チチハル市拘置所に拘禁された。 9月初旬、楊さんは龍江県検察庁に起訴された。2024年12月12日、龍江県裁判所は楊さんに懲役4年の不当判決を下した。
過去に受けた迫害
元北満製鉄所の元従業員である楊さんは法輪大法の理念である「真・善・忍」の信奉を理由に、2015年に中国共産党裁判所に懲役3年の不当判決を言い渡された。
2015年5月1日午後、楊さんと学習者・于桂敏さんは、スーパーマーケットで人々に法輪功迫害の事実を説明していたところを紅岸派出所の私服警官に不当連行され、翌日チチハル拘置所に拘禁された。楊さんは自分が無罪であると信じ、囚人服を着るのを拒否した。看守らは受刑者らに殴る蹴るを命じ、楊さんの顔は腫れ上がり、顎がはずれた。
拷問のイメージ図:殴打 |
11月23日午後、フラルキ裁判所は楊さんと于さんにそれぞれ懲役3年の不当判決を下した。2人は様々な残酷な拷問を受けた後、2018年5月1日に出所した。
楊さんは釈放された後も、中共当局から頻繁に嫌がらせを受けていた。