黒竜江の姜春梅さん 刑務所で残酷な迫害を受けた
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 【明慧日本2024年12月27日】黒竜江省牡丹江市在住の法輪功学習者・姜春梅さん(女性)は、法輪功を学んだため、2023年(正確な時期は不明)、中共当局に懲役5年の不当判決を言い渡された。2023年12月25日に、姜さんは黒竜江省女子刑務所に拘禁されている。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の経緯

 牡丹江市師範学院外国語学部の元講師である姜さんは、2020年3月、法輪功迫害の事実に関する資料を配布中に人に通報された。

 3月27日に、姜さんは竜華派出所の警官らに連行された。警官は姜さんの家を家宅捜索し、ノートパソコン1台、携帯電話3台、タブレット1台、プリンター1台、法輪功の書籍、現金550元(約1800円)を押収した。姜さんは警察が提供したいかなる書類にも署名することを拒否した。 

 2022年12月18日に、姜さんは自宅で、竜江県警察と国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らに連行された。不当連行された後、姜さんはハンガーストライキで迫害に抗議した。警察は3日後に姜さんを保釈した

 2023年2月、姜さんは再び竜華派出所の警官らに連行された。姜さんは竜江県検察庁に起訴された。その後、姜さんは中共当局に懲役5年の不当判決を言い渡された。

 12月25日、姜さんは黒竜江省女子刑務所に拘禁された。そこで姜さんは法輪功への信仰を放棄しないため、様々な残酷な拷問を受けた。

 黒龍江省女子刑務所には、学習者を迫害するために特別に使われる2つの監禁区域、第8監獄区域と強化訓練区域がある。学習者は2つの部門に順番に拘禁される。例えば、学習者が奇数月に強化訓練区域に収監された場合、偶数月には第8監獄区域に移される。学習者1人につき5人の受刑者が24時間体制で監視している。 

 第8監獄区域の学習者は、まず信仰を放棄する誓約書を書かされ、その後、本当に法輪功を放棄したかどうかを評価する筆記試験と面接を受けなければならない。また、学習者は法輪功と法輪功の創始者を中傷するビデオを見ることを強制される。その後、彼らは無給で作業場で肉体労働をさせられる。毎月20日には、学習者は思考レポートを書くよう命じられる。学習者が拒否した場合、隊長と受刑者は彼らを罵倒し、その他の方法で罰する。また、監房内のすべての受刑者も関与しているとみなされ、睡眠の剥奪、日用品の購入に使える金額に上限が課せられたりもする。

 「転向」を拒否した学習者は、暴言を吐かれ、殴打され、日用品の購入を制限される。また、面会権も剥奪され、午前4時から深夜0時まで、両手を膝に当てたまま小さな椅子に直立状態で座らされ、動くことも目を閉じることも許されない。さらに、トイレの使用も禁止され、トイレットペーパーも与えられず、シャワーを浴びることも許されない。拷問は通常、冷たく湿ったシャワー室やトイレで行われる。 

 姜さんの夫・金宥峰さん(学習者)と、息子・金路宜さんは迫害により死亡した。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/12/21/486505.html
 
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