【明慧日本2024年12月30日】山東省済南市在住の法輪功学習者・孫超さん(別名・孫洪斌さん57歳男性)は、法輪功を学んだため、2024年11月8日、長清区裁判所に懲役1年の不当判決を言い渡され、済南市拘置所に拘禁されている。孫さんは控訴する予定である。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。孫さんは子供の頃から精神修養に興味を持ち、1990年代に法輪功を学び始める前は、在家の仏教徒だった。法輪功が自分にとって最良の精神的な道であると判断し、迫害が始まった後も信仰を固く守った。大学卒業後、山東省青島市で職を得た。
事件の詳細
孫さんは2024年6月8日、自宅で連行された。連行の過程で、四里村派出所の警官らが孫さんを殴打し、膝を負傷させた。
済南市中区検察庁は6月21日に正式な逮捕状を発行した。
9月、孫さんの事件は、王検事が担当する長慶区検察庁に移送された。
過去に受けた迫害
2015年4月23日、孫さんは法輪功について年配者と話しているときに警察に通報されて、洛陽路派出所に連行され、2日後に、青島市の留置場に移送された。2015年5月5日に釈放された。
孫さんは2015年7月に再び連行された。警察は孫さんを激しく殴打し、歯が何本も折れた。
2016年3月頃、孫さんは懲役3年を宣告され、山東省刑務所で恐ろしい拷問を受けた。看守たちは孫さんに1週間も眠ることを許さず、その間容赦なく殴打した。孫さんは意識を失い危篤状態になった。看守たちは孫さんを急いで病院に搬送したが、容態が安定したのは半月後のことだった。
孫さんは2018年7月に釈放された後、済南市に移住した。地元警察は2021年頃に孫さんを連行し、いつでも刑務所に入れることができると脅した。孫さんは数時間後に釈放された。