西安の法輪功学習者2人に不当判決
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 【明慧日本2025年1月12日】陝西省西安市の法輪功学習者・寇菊英さんと董桂金さん(女性2人)は、2023年7月末に灞橋区検察院により不当に起訴され、灞橋区裁判所に送致された。2024年1月31日、彼女たちは裁判を受け、12月31日、寇さんは懲役5年6カ月を宣告され、2万元(約40万円)の罰金を科された。董さんは当駅2年を宣告され、1万元(約20万円)の罰金を科された。寇さんはすでに控訴した。

 寇さんと董さんは現在、西安市の留置場に約2年間、拘禁されている。寇さんは今年73歳で、西安市十里舖広馨園に住んでいる。2022年8月18日の午後、三橋派出所、辛家廟派出所の警官および西安国保の警官ら、約20人が寇さんの自宅のドアをノックし、家に押し入って彼女を連行し、ディスクトップコンピュータ、ノートパソコン、プリンター、携帯電話、大法の書籍などの私物を強奪した。それ以前も丸一日、董さんは三橋街道の啓航佳苑小区で連行され、不当に家宅捜索を受けていた。

 董さん(62歳、女性)は西安市西咸新区三橋鎮に住んでいる。2022年8月17日の夜、彼女は三橋派出所の警官により連行された。報告によれば、警官らは董さんを半年以上にわたって尾行しており、彼女を尾行することによって寇さんを特定し、最終的に連行されたという。

 2022年8月19日、寇さんは留置場と安康病院に送られ、西電病院で健康診断を受けた際、血圧は220/150で、腎結石があり、肺に炎症が見られたため、留置場と安康病院は彼女の受け入れを拒否した。8月20日の朝、寇さんは「保釈」として釈放され、息子が彼女を家に連れて帰った。董さんも8月19日に「保釈」で家に帰った。

 西咸新区公安支局の警官は引き続き証拠を捏造し、罪名をでっち上げて寇さんと董さんを陥れようとした。2023年初め、西咸新区支局の警察官は、寇さんを陥れる案件を検察院に送ったが、検察院は受理しなかった。同年2月、寇さんは西咸新区公安支局の複数の警察官が自宅に来た時に、嫌がらせを受けた。そして2月20日、再び連行され、その日に不当に西安市の留置場に収容され、指紋の採取や写真撮影が行われた。寇さんが入れられた留置場は、24人が10数平方メートルの狭い空間で生活し、食事や排泄も同じ場所で行っていた。

 同年3月7日、寇さんは不当に逮捕状を発布された。同年7月12日、寇さんは灞橋区検察院で起訴され、灞橋区裁判所に送致された。

 2024年1月31日、寇さんは灞橋区裁判所で裁判を受け、2023年2月20日~2028年8月17日までの5年6カ月の刑と2万元の罰金を科された。董さんは2023年2月20日に再び連行され、寇さんと共に逮捕され、2024年12月31日、董さんも判決により懲役2年の刑と1万元の罰金を科された。

 蓮湖区の法輪功学習者・金栄さんも2021年に西安市灞橋区裁判所によって懲役6年の不当判決を下され、家族の弁護権を奪われ、控訴も阻止された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語): https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/10/488168.html
 
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