吉林省の張国志さん、張越さんを不当に拘禁
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 【明慧日本2025年1月15日】 吉林省長春市在住の法輪功学習者・張国志さんと、息子・張越さん(30代)は、法輪功を学んだため、2024年7月15日、中共当局に不当連行された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党(以下、中共)によって迫害されている。

 事件の経緯

 2024年7月15日、張さん親子は街で法輪功迫害の事実に関する資料を配布した際に、警官らに連行された。その後、警察は張さん親子が共同で借りていた住居を家宅捜索し、法輪功の書籍、法輪功創始者の肖像画、印刷機、携帯電話、現金、その他の貴重品を押収した。

 12月初旬、2人の男性の家族は彼らが長春市留置場に連行されたことを知った。張国志さんは肺炎を患っており、何らかの医療処置を受けたかどうかは不明である。

 中共政権が法輪功迫害を命じて以来、張国志さんは繰り返し攻撃の標的にされてきた。

 張さんは、1999年2月に法輪功を学び始めた。張さんは2008年2月16日、長春から九台市に向かうバスの中で同乗者に法輪功について話していたと通報されて、連行された。張さんは九台市警察で尋問され、警官に激しく蹴られた。その夜、張さんは九台市留置場に移送された。2008年2月29日、張さんは飲馬河労働教養所に送られ、1年6カ月の刑期を務めた。

 看守は、3人の受刑者らに「彼に良い教育を与えなさい」と指示した。3人は張さんを隔離した。張さんが信仰を放棄する声明書を書くのを拒否すると、彼らは張さんを殴ったり蹴ったりの暴行を加えた。そのうちの1人はほうきの柄で張さんの膝を殴った。張さんは2009年5月27日に釈放された。

 2012年4月4日、張さんは長春市の大学で法輪功の資料を配布中に再び連行された。浄月派出所の警官は張さんを20分以上殴打し、その後、張さんを長春市留置場に連行した。張さんは囚人服を着ることを拒否し、抗議のためハンガーストライキを行った。7日目、張さんは朝陽溝労働教養所に連行され、さらに1年6カ月の刑期を務めた。

 「転向」を拒否したため、看守らは、抗議のハンガーストライキを行った張さんに3日間強制的に食事を与えた。その後、張さんは毎日9時間、布製バッグの縫製を強制された。

 張さんと、70人以上の拘禁されていた学習者は2012年7月20日に集団ハンガーストライキを行った。その後、朝陽溝労働教養所は学習者を隔離し、別の労働教養所に移送した。

 張さんは奮進労働教養所に配属され、2012年12月下旬、学習者への迫害が激化した。労働教養所の610弁公室の所長は他の労働教養所から20人の囚人を呼び寄せ、新たな迫害活動を展開した。

 2、3人の警官と3人の囚人が張さんを苦しめた。4つのグループに分かれて交代で3時間張さんを虐待した。看守は張さんに数時間しゃがませ、少し休憩した後、再びしゃがませる拷問を続けた。眠ることも、トイレに行くことも、体を洗うことも許されなかった。3日間このような虐待を受けた後、張さんの足は腫れ上がり、歩くのも困難になった。張さんは2013年8月30日に釈放された。

 張さんは2014年12月13日午前1時に連行され、長春市留置場に直行した。2週間後に釈放された。

 2015年12月14日、張さんは地元の大学で雑用をしていた際、数人の学生にファイアウォール対策ソフトを渡していたが、学校の警備員に発見されて、寛平大路派出所に引き渡された。張さんは名前を明かすことを拒否し、15日間の拘留の後に釈放された。

 2021年5月中旬のある日、地元の村の書記が張さんに電話をかけ、自分の動画を撮影して映像を送るよう命じた。張さんは従わなかったため、その後、息子は電話で嫌がらせを受けた。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/12/18/486254.html
 
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