河北省の住民3人が検察庁に起訴された
■ 印刷版
 

 【明慧日本2025年1月20日】河北省望都県在住の3人の法輪功学習者(以下、学習者)・于士坤さん(61歳女性)、劉美麗さん(女性)、安朝旭さん(男性)は、法輪功を学んだため、2024年11月22日、門頭溝区(もんとうこう-く)検察庁に起訴された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の詳細

 2024年4月、于さんの娘・劉美麗さんは、北京で働いている夫・安朝旭さんを訪ねていた。4月25日、安さん夫妻2人は門頭溝区で法輪功の資料を配布していたと通報され、不当連行された。

 6月11日、于さんの自宅は賈村鎮派出所の警官らに家宅捜索された。12日、于さんと于さんの息子は門頭溝警察と五四路派出所の警官らに不当に連行された。于さんは午後7時頃、北京に移送され、刑事拘留された。于さんの息子はその夜釈放された。帰宅後、于さんの息子は仕事用のパソコン、携帯電話3台、外付けハードディスク4台がなくなっていることに気づいた。息子は押収品の返還を求めたが、警察は拒否した。ソフトウェアエンジニアである于さんの息子は、パソコンを押収されてから仕事に苦労した。

 9月に北京市門頭溝区検察庁は、証拠不十分を理由に事件を警察に差し戻した。

 10月8日に、于さん家族3人に関する情報を収集するため、門頭溝警察の警官らは、博野県于堤村を訪れ、村人に法輪功学習者が法輪功の資料を配布しているのを見たかどうか尋ねた。地元住民の話により、北京から来た警察車両3台が4夜連続で村に駐車しているのを目撃していた。

 10月12日に警察は再び3人の学習者の事件を検察に提出した。検察官・蒋涛は11月22日に于さん、劉さん、安さんを起訴し、その後、事件を門頭溝裁判所に送った。于さんの息子は、親族弁護人として于さんの弁護を申請したが、警察の標的となった。現在、于さんの息子は家を離れて暮らすことを余儀なくされた。その他の詳細についてはまだ調査中である。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/12/25/486853.html
 
関連文章