【明慧日本2025年1月26日】遼寧省遼陽市宏偉区の法輪功学習者・陳玉琴さん(70歳女性)は、2021年2月24日、遼陽市宏偉区派出所の警官に連行され、拘束された。その後、陳さんは濡れ衣を着せられ、不懲役3年6カ月の不当判決を言い渡された。2023年3月29日、遼寧省第二女子刑務所に送られ、拘禁された陳さんはあらゆる迫害を受けている。
陳さんは、遼陽市宏偉区に在住で、地元派出所の警官は、陳さんに絶えず嫌がらせをし、法輪功を学ばないという誓約書を書かせようとしたが、陳さんは拒否した。その後、派出所の警官は恨みから、2021年2月24日、陳さんを連行した。
陳さんは遼陽市留置場に送られ拘禁された。濡れ衣を着せられ、裁判にかけられた陳さんは、法廷で法輪功を学んで、「真・善・忍」に従って善人になることは無罪であると自己弁護した。弁護士も法律に基づき、陳さんの無罪を主張した。しかし、遼陽市裁判所の裁判官は法律を無視し、陳さんに懲役3年6カ月の不当な判決を下した。
2023年3月29日、陳さんは瀋陽市于宏区育新路8号にある遼寧省第二女子刑務所に拘禁された。第一監区の第2小隊の刑務官は、受刑者と法輪功学習者の間の争いを故意に引き起こし、受刑者に法輪功学習者を理由もなく殴り、侮辱するよう指図した。
陳さんは、毎日第一監区の第8小隊に顔出しすることを強制され、そこで「勉強」すると言われたのだが、実際は、そこで、受刑者数人から強制「転向」を強いられた。刑務官は、法輪功学習者への増悪を扇動するため、第一監区の第2小隊の50人あまりの受刑者の生活上の待遇や生産ノルマ、さらに受刑者らの減刑も陳さんの態度にかかっていると言った。警官は陳さんに「あなたが俺らの言うことに従わなければ、この50人はあなたと一緒に処罰されるのだ。この50人があなたを殴ったり、眠させなかったり、あなたのベッドに汚れた水をかけたり、あなたの腹を蹴ったりして、あなたを攻撃するかもしれない」と、このような脅迫を毎日のように行なった。
第一監区の第2小隊の製造組長は、無期懲役を言い渡された後、有期懲役に変更された麻薬犯罪者である。彼女は減刑してもらうため、陳さんに転向を強いた。陳さんは転向をしなかったので、彼女に利己的だと言われた。
陳さんが第一監区の第2小隊にいたとき、精神的なプレッシャーが非常に大きかったことに加え、毎日足が痙攣し、肉体的な苦痛も非常に大きかった。
明慧ネットの不完全な統計ではあるが、2020年と2021年の2年間、遼寧省遼陽市の法輪功学習者とその家族は、さまざまな迫害を受け、少なくとも15人が不当判決を受け、15人が連行され、少なくとも3人が起訴され、4人が嫌がらせを受け、3人が年金の支給を停止された。さらに、4人が迫害の結果、亡くなったことがわかった。
2023年1月から2024年1月末まで、明慧ネットの報道によると、2023年、遼寧省で28人の法輪功学習者が迫害され死亡し、少なくとも121人が不当判決を受け、少なくとも374人が連行または家宅捜索を受けたという。遼寧省は依然として法輪功学習者に対する迫害が最もひどい地域の一つである。