法輪功を修煉して心身の健康を得た青島市の楊美華さんが、不当に判決を受ける
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 【明慧日本2025年1月29日】山東省青島市に住む69歳の法輪功学習者(以下、学習者)・楊美華さんは、人々に法輪大法の素晴らしさを伝えたことで、2024年7月18日に警官に連行され、城陽区裁判所により懲役1年4カ月の不当な実刑判決を言い渡された。

 法輪大法を修煉して得た心身の健康

 楊美華さん(69歳女性)は、青島市城陽区流亭街道東藍家荘村に住んでいる。

 法輪功を修煉する前の楊さんは、婦人科の病気を患い、重労働はできず、少し仕事をすると具合が悪くなり、すぐ横になって休まなければならなかった。そればかりか座ることもできないほどの痛みさえあったが、服薬も点滴も効果がなかった。

 さらには消化不良、心臓病、肩関節炎、加えて重度の不眠症にも悩まされ、睡眠薬がなければ眠れないほどだった。第二子妊娠中には逆子による大量出血を二度経験するなど、楊さんの体は病だらけの状態だった。

 2004年夏、大雨が降った翌朝、楊さんは自宅のドアノブに小冊子がかかっているのを見つけた。それが法輪功が迫害されていることの実態を初めて知るきっかけとなり、法輪功が健康回復に大きな効果がある良いものであることを知った。その後、法輪功の修煉を始めた楊さんの体調には、大きな変化が現れた。

 煉功を始めた当初は煉功時間は短く、目の前が真っ暗になったり、くらくらと眩暈がするので、すぐに横になって一度休んではまた立ち上がって煉功を再開するような状態だった。

 そうしながらも煉功を5日間続けると、体が軽くなり、夜は眠れるようになり、食欲も湧き、仕事もできるようになった。約1カ月間続けたところ、病気は次第に回復し、楊さんは大きな喜びを感じた。

 修煉後の楊さんは、心身共に大きな変化を遂げ、あらゆる場面で「真・善・忍」の原則に従って自分を律するようになった。

 彼女の夫は酒好きで、酔うと家で騒ぎを起こすことがあった。一度、夫が理由もなく彼女を罵り、平手打ちされ、物を壊したことがあったが、楊さんは「真・善・忍」の教えに従い、夫に対して恨みを抱くことはなかった。

 また、夫の兄弟の嫁や小姑にも善意で接し、家族間の関係は円満だった。楊さんの家庭は、義妹の家庭よりも裕福だったので、姪(義妹の娘)が大学に進学する際、義妹の家庭に金銭や品物を贈った。

 義妹は、「どうしてこんなにたくさんくれるの?」と驚いていたが、楊さんは「力になりたいから」と答えた。義妹は感激し、「お義姉さんのように私も大法を学びたい」と言った。

 また、義父母と楊さんの仲もさらに良好だ。義父母が病気の時、義兄が経済的に困難だったため、2人の世話は楊さんが率先して行い、義父母の死後は遺産をすべて義兄に譲った。

 楊さんは学習者なので金銭への執着がなく、一切気にかけることはなかった。

 迫害の実態を伝えたことによる連行・不当な判決

 法輪大法を修煉し、心身ともに恩恵を受けた楊さんは、より多くの人々が法輪大法が受けている迫害の実態を知り、理解を深められるようにと、真実を伝える活動をしていた。心身の健康に高い効果をもたらす気功である法輪大法(法輪功)のために公正な事実を伝えることは、良識ある人としての当然の権利の行使にほかならない。

 2024年7月18日の午後、楊さんが市場で人々に法輪功への迫害についての実態を伝えていた時、真相を知らない人から悪意を持って通報されたため、城陽区流亭街道怡海路派出所の警官に連行された。その後、警察は楊さんの家を監視し、隙を見て家財を不当に没収した。

 翌々日の7月20日、楊さんは不当に逮捕されて即墨市浦東留置場に連行され、拘束された。

 その後、青島市城陽区の公安・検察・裁判所の関係者が結託して、楊さんに濡れ衣を着せた。現時点までに得られた情報によると、楊さんは城陽区裁判所により懲役1年4カ月の不当な刑を言い渡された。但し、その具体的な過程については不明だ。

 法輪大法の背景と迫害の現状

 法輪功(法輪大法)は、1992年に李洪志氏により伝えられた、佛家の優れた修煉法である。「真・善・忍」を修煉の指針とし、簡単で美しい五式の功法を伴い、短期間のうちに心身を浄化し、道徳を向上させることができる。法輪大法は家庭や社会に恩恵をもたらすものであり、法輪大法を修煉することは合法である。

 しかしながら、中共は25年以上にわたり、心を修め善を求める学習者を残酷に迫害してきた。中共は善悪の観念を逆転させ、警官は学習者を不当に逮捕し、家に侵入して強奪し、多くの学習者とその家族に重大な被害をもたらしただけでなく、国家や国民にも大きな災厄を惹き起こしてきた。

 学習者が信念を守り、迫害についての実態を伝える活動を続けていることは、被害者として公正を求めるためだけでなく、社会正義と良心を守るための行動でもある。 

 将来、法治が確立されたあかつきには、学習者を迫害した全ての者たちが、正義の法廷での裁きと終生の責任追及に直面することになる。

 
 
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