四川省の法輪学習者2人に不当判決
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 【明慧日本2025年2月3日】四川省遂寧市(すいねいし)在住の2人の女性法輪功学習者・袁瓊秀さん(72歳)、秦正芳さん(66歳)は、法輪功を実践したとして、最近、船山区裁判所にそれぞれ不当判決を言い渡された。袁さんは懲役4年の不当判決、秦さんは懲役3年6カ月の不当判決を受けた。この記事の執筆時点で、袁さんは四川省女子刑務所に送られている。秦さんの状況は不明である。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。袁さんと秦さんは、それぞれ1995年と1998年に法輪功の実践を始める前は、多くの病気に苦しんでいた。2人とも、法輪功のおかげで心身ともに元気になった。

 事件の詳細

 中国工商銀行の元職員、袁さんは2024年4月28日、市場の外で不当連行された。警官らは袁さんの両手を後ろで掴み、手首を縛り、写真を撮り、ナンバープレートのない黒い車に押し込んだ。その後まもなく、袁さんの家は家宅捜索された。警察は袁さんの居場所を家族に伝えなかった。袁さんが永興鎮拘置所に拘留されていることを知るまで2カ月以上かかった。

 秦さんは、同じ日に路上を歩いているときに不当連行された。警察は秦さんの家の鍵を奪い、家宅捜索を行い、法輪功の本を押収した。秦さんも永興鎮拘置所に拘留された。

 その後、2人は遂寧市拘置所に移送され、川山区検察庁により起訴された。最近、川山区裁判所は袁さんに懲役4年、秦さんに懲役3年6カ月の不当判決を下した。

 過去に受けた迫害

 袁さんと秦さんは2002年9月4日、法輪功迫害の事実が書かれた内容のシールを貼っていた時、共産党の嘘の情報を信じている人に通報され、2人は不当に連行された。秦さんは午前中ずっと両足を地面から離した状態で手首を固定されたまま吊り下げられていた。そのため泰さんの手は重傷を負い、3カ月後まで回復​​しなかった。警官はまた、2人の女性の髪を掴み、釘の付いたゴム棒で殴打した。その日の夕方、2人は城北拘置所に連行され、3日後に霊泉寺拘置所に移送され、1カ月ほど拘禁された。後に袁さんは2年の強制労働を宣告され、1万元を強制されたが、治療のために医療仮釈放された。秦さんは今回7カ月間不当に拘禁された。

 秦さんは2009年5月31日、夫の李雍成さん(法輪功学習者)とともに再び連行され、洗脳班に連行された。李さんは47日後に釈放され、秦さんは四川省女子刑務所で懲役3年の不当判決を言い渡され、拷問を受け、無給で労働を強いられた。

 袁さんは2018年6月6日に再び連行され、2019年4月10日に懲役2年6カの不当判決を宣告された。袁さんも四川省女子刑務所で拘禁された。

 1999年に中国共産党が法輪功に対して迫害を発動して以来、袁さんと秦さんは何度も連行され、当局は袁さんの年金口座から12万8000元を差し押さえ、袁さんに多大な経済的困難をもたらした。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/4/487903.html
 
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