中国からの移民 「世界に中国の新たな一面を認識させてくれた神韻に感謝します」
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 【明慧日本2025年2月3日】(文章: 聞欣)神韻芸術団(以下、神韻)は2006年に世界巡回公演を開始して以来、今年で19年目を迎えました。公演が行われた地域では、西洋の観客から広く愛されるだけでなく、多くの海外在住の中国人も鑑賞に訪れています。神韻を観た中国人は、なぜ中国共産党(以下、中共)がこれほどまで神韻を弾圧しようとするのか、一目瞭然だと言います。彼らは、神韻の音楽と舞踊の芸術性の高さを絶賛し、「公演は美しく輝いているだけでなく、中国の輝かしい伝統文化を復興し、真に中国伝統文化の価値観を示している」と感動をもって評価しています。

 中国北京からの移民「世界に中国の新たな一面を認識させてくれた神韻に感謝」

 会計の仕事に従事し、北京からカナダのトロントに移民して1年の王さん夫妻は、2014年についに念願の神韻公演を鑑賞することができ、大変喜んでいます。王さんは感激しながらこう語りました。「中国人として、神韻にとても感謝しています。神韻は世界に中国の新たな一面を伝えてくれました」

 「今の中国では、こうした伝統文化はすべて失われてしまいました。しかし、神韻の舞台で本物の中国伝統文化を目にし、心を強く揺さぶられました。神韻は、法輪功が受けている迫害を伝えるだけでなく、それ以上に、中国人とは本来どのような存在なのか、かつての中国、古き良き中国とはどのようなものだったのか、そして本当の五千年の伝統文化とは何かを、世界中の人々に伝えています。私たちには五千年の輝かしい文化がありますが、今ではそれを受け継ぐ人がほとんどいません。だからこそ、神韻のような伝統文化を広めてくれる存在があることを誇りに思います」

 王さんの奥さんは、「今、神韻がしていることは、炎帝及び黄帝の子孫の尊厳を守り、民族の魂を救うことです」と述べました。

 武漢からの移民 「神韻は私に自信をもたらしてくれた」

 2010年5月9日、武漢からカナダのトロントに移民した王乃和さんは、今回で4回目の神韻鑑賞となりました。彼はこう語ります。「トロントで神韻が公演されれば、私は必ず観に来ます。これは本物の中国伝統文化の舞台です。神韻は、私たちが失ってしまった民族の魂を取り戻させてくれます」

 王さんは、「中国人としての本当の自信が、神韻の幕が上がるとともに自然に湧き上がってきます」と語ります。彼は特に中国古典文学が好きで、演目の中で描かれた「武松」や「韓信」といった歴史上の人物の物語に、深い親しみを感じたそうです。また、「中国古代の人々が大切にしてきた『仁・義・礼・智・信』といった価値観が、神韻の舞台で見事に表現されていました」と感銘を受けていました。

 王さんは、「現在の中国では、神韻のような舞台は絶対に見ることができません」と言います。中国の芸術はすでに共産党の宣伝の道具となり、虚偽と誇張に満ちた政治的パフォーマンスに成り下がってしまったと言い、「たとえ才能にあふれ、創造力に優れた芸術家であっても、自由に表現する場はありません。しかし、神韻が海外で発展し続けていることを知り、心の底から安堵し、希望を感じます」と語りました。

 二度目の神韻鑑賞でも感動の涙 「神韻は人々を救っている」

 中国を離れて3年、海外で貿易業に従事している中国人のマイク・リーさんは、神韻鑑賞後にこう語りました。「この舞台は、私の心の奥深くに入り、何かを強く揺さぶりました。とても感動して、涙があふれました」、「私はここ何年もずっとビジネスに追われ、何十年もの間、ただ漫然と生きてきました。ある日、誰かが『神韻は中国の伝統文化を伝えている』と教えてくれました。それを聞いて観に行ってみたら、本当にその通りだと感じました」

 「神韻は私の心を再び目覚めさせてくれました。神韻は人々を救っているのが分かります」と語りました。3年前に海外に渡り、彼は初めて神韻を鑑賞しました。しかし、今回ボストンのボーフ・ワン・アン・シアターで神韻ニューヨーク芸術団の公演を観た後、再び深く感動し、涙が止まらなかったそうです。

 「神韻はあなたの心の中にあるものを呼び覚まし、中国人の伝統を表現しています。実際、私たちは伝統を語りますが、誰もが伝統について完全な概念を持っているわけではありません。神韻はそれを全て貫いて、その精髄を伝えてくれます。中国人はそれを理解することができます」

 「実際、中国人は何千年もの間、神を敬い、天と地を敬い、人と人との調和を大切にしてきました。天と地、そして人との調和、天人合一の考え方です。しかし、今ではその調和が失われてしまいました。私は神韻がいつかこの理念をもっと多くの人々、特に中国人に伝えることができ、人々の心の中にあるこれらの古代のものを再び呼び覚ますことができます」と彼は言いました。

 今年、彼の中国人の友人たちは、彼が神韻を追いかけているのを見て興味を持ち、鑑賞に訪れました。彼らは神韻を見た後、「こんなに素晴らしく、とても震撼的だったのですね」と驚嘆しました!

 「私はこのような公演が中国でも見られるべきだと思います。将来的に、私たち全員が中国に帰り、そこで神韻を観ることができる日が来ることを願っています」と、マイク・リーさんンの友人たちが話しました。

 著名な中国人末裔の作家 「私たちの最大の願いは、神韻が中国国内で公演すること」

 2019年2月14日の夜、オーストラリアの著名な中国人末裔の女性作家である斉家貞さんは、家族と一緒にメルボルンのリージェントシアターで行われた神韻世界芸術団の公演を鑑賞しました。彼女は感銘を受けて次のように述べました。「神韻は本当に素晴らしく、こんなに素晴らしい公演ができるのは法輪功だけです。音楽、内容、色彩すべてが豊かで素晴らしいです。神韻が中国国内で公演できることを願っています。それが最も重要なことです」

 斉さんは現在、「独立中文筆会」の会員であり、文化基金会の理事を務めています。彼女は多くの長編著作を出版しており、その中には『自由神的眼泪』(自由神の涙)、『紅狗』(赤い犬)、英語の自伝『黑墻』(黒い壁)などがあります。

 神韻が示す神伝文化について、斉さんはとても良いと考えていますが、残念ながらそれはすべて中共によって破壊されてしまったと述べています。「共産党は長年にわたり無神論を宣伝してきました。それは人々の信仰の自由を奪いたいからです。共産党を信奉することこそが本当の邪教であり、あらゆる宗教を滅ぼしています。私はこの世界には神がいると考えており、善行を行い、良いことをすることは必ず良い報いがあると信じています」

 最後に、彼女は次のように述べました。「今最も必要なことは、専制独裁的な中共の暴政に共に反対することです。中共が滅び、神韻が中国国内で公演することが、私たちの最大の願いです」

 結びの言葉

 中共は中国民を欺いて、自分たちこそ中国だと主張しています。しかし、もし神韻が中国で公演できるようになれば、そこにいる人々はすぐに気づくでしょう。神韻の公演こそが本当の中国を体現しており、それこそが自分たちの文化だと分かります。人々は「私たちの文化が中共によって破壊されていたのだ」と気づき、真の中国文化を求めるようになるでしょう。その結果、共産党の国民の心における正当性は崩壊することになります。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/18/488594.html
 
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