【明慧日本2025年2月4日】湖北省随州市の法輪功学習者・冷順昌さんは、2023年8月に随州市公安局(国内安全保衛部門。以下、国保)および曾都支局国保の警官に連行され、不当に随州市拘置所に拘束され、罪をでっち上げられた。2024年9月、冷順昌さんは随州市曾都区裁判所によって不当に懲役7年6カ月の判決を受け、1万元(約20万円)の罰金を科された。確認された情報によると、冷さんは2024年12月20日に湖北省沙洋范家台刑務所に収監された。
冷さんは今年60歳で、元々は随州市鉄樹繊維グループの電気技師で、湖北省随州市曾都区に住んでいた。彼は1997年4月に法輪大法の修煉を始め、真・善・忍の法理に従って良い人間としての生活を送り、心身ともに多くの恩恵を受けた。
2023年8月3日の夜11時頃、随州市公安局国保および曾都支局国保は大勢の警官を動員し、冷順昌さん、何卓君さん、龔太清さん、彭華云さん、魏伍さん、祁老太さんを含む6人の法輪功学習者を連行した。翌日、祁老太さんは自宅に帰ったが、魏伍さんは「保釈」を告げられた。冷順昌さん、何卓君さん、龔太清さん、彭華云さんは随州市拘置所に不当に拘禁され、迫害を受けた。
学習者が連行される前、警察は何卓君さんの住居の隣に潜入捜査員を派遣し、癌にかかっていると偽り、法輪功を修煉したいと申し出て、何卓君さんの信頼を得ようとした。その結果、何卓君さんと接触した法輪功学習者たちが連行され、家宅捜索を受けることになった。
2023年8月23日の午前、冷順昌さんの妻・劉艷華さんは職場で警官に連行され、随州市公安局曾都支局西城派出所に拘束されたが、その夜9時過ぎに「保釈」の条件で帰宅することができた。
2023年12月4日、冷順昌さん、何卓君さん、龔太清さん、彭華云さんは罪をでっち上げられ、随州市検察庁に送致された。
随州市拘留所では、冷順昌さんは警察の王波(警号094388)によって「手足を連結された状態」で16日間も拘束され、腰を真っ直ぐにすることができなかった。また、毎日、連結された状態の手足のまま床を拭くことを強制された。何卓君さんと彭華云さんは断食で迫害に抗議し、その結果体力は衰弱した。
中国共産党による拷問:手錠と足かせで手足を連結される |
2024年6月27日と28日、冷順昌さん、何卓君さん、龔太清さん、彭華云さんは随州市曾都区裁判所で不当な裁判を受けた。4人の法輪功学習者は法廷で自らが受けた迫害の事実を暴露し、弁護士たちは法に基づき4人の無罪を主張した。
同年9月、冷順昌さんと何卓君さんは随州市曾都区裁判所により不当に懲役7年6カ月の判決を受け、1万元の罰金を科された。彭華云さんと龔太清さんは同裁判所により不当に懲役2年の判決を受け、3千元の罰金を科された。
12月初めに確認された情報によると、冷順昌さんは2024年12月20日に湖北省荊門市沙洋県范加台刑務所に送られ、引き続き拘禁され迫害を受けている。
それ以前、冷順昌さんは修煉を続ける中で何度も連行され、不当に拘禁され、また3年間の強制労働教養を受けたことがあった。
以下は冷順昌さんが中共邪党により迫害を受けた概要である。
1999年7月20日、中共邪党は法輪功に対して迫害を開始した。同年9月11日、冷順昌さんは法輪功のために北京に行き、不当に迫害されていることを訴えようとしたが、随州市公安局の捜査隊の警官は劉国亮さんと胡安民さんを連行し、拘置所で19日間も不当に拘禁した。そして、2千元の罰金を強要した。その後、冷順昌さんは再度法輪功を擁護するために北京に行き、拘置所で19日間不当に拘禁され、再度2千元の罰金を科された。
2001年4月24日、冷順昌さんは法輪功迫害に関するの資料を貼り付けたり、配布したりしていたため、国保の警官に連行され、拘置所で19日間も不当に拘禁され迫害を受けた。同年、随州市鉄樹繊維グループは冷順昌さんが法輪功を修煉していることを理由に、彼に昇給を許さず、さらにチームのメンバーに彼の監視を指図した。
2002年3月、ある夜の1時過ぎ、西城派出所の警官が冷順昌さんの家に押しかけてきた。この警官らは急いでドアを叩き、「戸籍調査」を理由に冷順昌さんの家を訪れた。冷順昌さんがドアを開けなかったため、警官は無理やりドアを壊そうとした。その時、近隣の住民が騒ぎを聞きつけて駆けつけ、警官たちはしぶしぶその場を離れた。
2002年9月30日、冷順昌さんは夜勤後に自宅で休んでいたが、動力工場の主任である陳国付さんから電話でだまされ、工場に呼び戻された。そこで冷順昌さんは警官に連行され、拘置所で10日間も不当に拘束され、迫害を受けた。また、2002年、随州市鉄樹繊維グループの退職した職員たちが待遇の低さに対して抗議していた。この際、陳国付さんは冷順昌さんが法輪功を修煉していることを理由に、冷さんが労働者たちに対して鉄道を封鎖させようと煽動したと虚偽の証拠をでっち上げ、冷さんを誣告した。
2002年10月22日、午後6時過ぎ、冷さんは中番勤務に向かう途中で国保の隊長の李金波に連行され、拘留所に連れて行かれた。劉という苗字の公安局長が冷さんに対して不当に取り調べを行い、「修煉をやめることを保証すれば、家に帰すが、そうでなければ強制労働教養を受けさせる」と脅迫した。冷さんは「こんな素晴らしい法を修煉することは決してやめない」と答えた。拘留所で警官は受刑者に冷さんに暴行を加えるよう指図した。冷さんは迫害に抗議して断食したが、3度にわたって強制的に灌食された。
中国共産党による拷問:殴打 |
2002年10月28日、冷さんは不当に強制労働教育を3年間受けることになり、湖北省鄧林労働教養所と沙洋労働教養所に順番に不当に収容された。その期間、冷さんは強制的な「転向」や軍人姿勢での立ち、しゃがみ姿勢、プラスチック製の小さな椅子に座らされるなど、さまざまな体罰を受け、さらに過酷な奴隷労働を強制されることとなった。
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