重慶市巴南区の林忠英さんは逮捕状を出される
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 【明慧日本2025年2月9日】重慶市巴南区に在住の法輪功学習者・林忠英さん(62)は、2025年1月3日に江北区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に連行され、江北区留置場に拘禁された。現在、江北区検察庁は劉さんに逮捕状を出し、さらに司法的に迫害しようと企んでいることが明らかになった。

 林さんは、2010年7月に法輪功を学び始めた。それ以来、法輪功の教えの「真・善・忍」にしたがって自分を律し、殴られても罵られてもやり返さないように努力し、心の中の恨みを捨て、他人を優先するようにした。家族や友人、周囲の人々に優しく接し、顧客や取引先に対してより誠実に接し、次第に穏やかになり、身体はどんどん良くなり頭痛も不眠症も治った。さらに重要なことに、林さんは返本帰真という人生の意味がわかった。

 林さんは2017年9月17日午後、沙区国保と重慶市国保、渝北路派出所の警官に朝まで家宅捜索された後、渝北路派出所まで連行された。同日午前、林さんの娘の義理の両親・鄧吉瓊さん、洪代鵬さんが高速列車で成都に移動するとき、切符をチェックされた際、鄧さんの身分証明書が押収された。鄧さん夫婦は家宅捜索のため、警官に渝北区の自宅まで連れ戻された。 翌日、林さんの婿で鄧さんの息子・洪柳さんは、職場から渝北区国保と両路派出所の警官に連行された。鄧さん一家3人は渝北区留置場に拘留された。

 9月19日、林さんは沙坪壩区留置場に移送され、10月26日に沙坪壩区検察庁に逮捕許可を出された。婿の洪柳さんは刑事拘留され、37日間渝北区留置場に収容された後、渝北区の双裕リゾートで1カ月間洗脳班に送られた。洗脳班で、洪柳さんは沙坪壩区国保の警官に30分間殴られ、負傷し、病院に搬送された。2017年11月24日、洪柳さんは渝北区検察庁に逮捕状を出され、渝北区留置場に戻された。洪柳さんと母親の鄧さんは2018年4月、重慶市江北区留置場に移送された。

 2018年9月4日、林さんは、重慶江北区裁判所によって裁判にかけられた。裁判長は譚中平だった。前日、洪柳さんは林さんと同じ裁判官、検察官、書記官によって裁判が行われた。2018年9月14日、鄧さんは重慶市江北区裁判所で、裁判にかけられた。裁判長は黄亜だった。北京からの弁護士は法律に基づき、鄧さんの無罪を主張し、鄧さんの釈放を要求した。また、鄧さんは法廷で、法輪功を学んだ後の心身の変化、信仰は無罪であること、国の法律を破壊することもないことなどを述べ、無条件釈放を要求した。

 しかし、林さんは2年6カ月の懲役を言い渡され、3000元の罰金を支払わされた。鄧さんは3年の懲役を言い渡され、洪柳さんは3年6カ月の懲役を言い渡された。林さんが控訴した後、2019年4月、重慶市第一中級裁判所に、原判決の維持という結果が出された。同年6月5日、林さんは家族に知らせることなく、秘密裏に重慶市女子刑務所に送り込まれたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/30/490041.html
 
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