【明慧日本2025年2月10日】(明慧記者・英梓の綜合報導)乙巳の年(きのとみのとし)2025年を迎え、神韻公演は欧米各地で引き続き熱狂的な人気を集めている。満席、追加公演、座席の追加、さらにはチケットを入手するのが困難になるほどである。多くの海外の中国系の人たちは家族と共に「世界一のショー」と称される神韻を観賞し、旧年を送り新しい年を迎えている。神韻は、中国の伝統文化における「天を敬い神を信じる」という深い意味を芸術的な形で表現しており、その優美なダンス、感動的な音楽、純粋で美しい世界観は、西側の主流社会の人々から高く評価され、熱狂的に支持されている。そして、海外の中国系の人たちもまた、神韻公演に対して大きな誇りを感じている。
神韻公演に心を打たれた中国の若者は心の奥底にある純粋さを取り戻した
2月2日(旧暦5日目)の午後にサクラメントのセーフ・クレジット・ユニオン・パフォーミング・アーツ・センターで行われた神韻北米芸術団の5回目の公演を観覧した中国から来た教師の趙木子さん(新唐人テレビ) |
教師の趙木子さんは神韻公演に深く感動し、「私は文学を学んでいるので、中国の伝統文化にとても関心があります。このような公演を見ることで、長い間見ることができなかった、あるいは中国国内ではもう見ることができないようなものが、とても完璧に表現されていると感じました」
「神韻のダンサーが舞台に登場した瞬間から、特に衣装の色使いにとても心を打たれました。それぞれの演目の構成も非常に考え抜かれており、短い時間で最大限の内容を表現していると感じました」と話した。
深く感動した趙さんは、神韻から得た精神的な啓示に感謝し、「このような公演は、私たちにこのように教えているように思います。良い人になることこそが素晴らしい人生を送るための秘訣であり、まるで『良い物語は良い人にだけ訪れる』ということわざのように、これらの素晴らしい経験は神様から与えられた恵みなのです」
「いくつかの場面では、とてもハラハラドキドキしながら見ていました。良い人たちがもしかしたら大変な目に遭うのではないかと、思わず心配になったりもしました。ところが突然、まるで天から助けが来たかのように、神様が現れて良い人たちを守ってくださるのです。それを見て、私は『人間は心から良いことをしなければいけないのだ』と強く感じました」と述べた。
最後に趙さんは、「神韻芸術団のダンサーの方々に心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。彼らは本当に素晴らしいことをされていると思います」と語った。
非常に強いエネルギーを感じた中国系のフィットネスインストラクター「神韻は人の心を打つ芸術作品です」
旧暦の大晦日の夜である1月28日にフロリダ州オレンジパークにあるジョン・リバー州立大学のトラッシャー・ホーン・センターで神韻新世界芸術団の初演を観賞し新年を祝った孫さん一家(大紀元) |
「神韻の幕が開いた瞬間、私は大きなエネルギーを感じました」と孫さんは語った。さらに「そして、そのエネルギーは最初から最後までずっと感じられました」「これは心の奥底からの喜びであり、心と心が通じ合うような感覚です。この磁場は、誰しもが感じることができるのです」と述べた。
孫さんは以前中国で外国貿易の仕事をしていたが、現在は太極拳と気功を教えるフィットネスインストラクターである。孫さんは、「神韻公演は今回で2回目でしたが、前回と同様にとても強いエネルギーを感じました。幕が開いた瞬間『わあ!』と、すごいパワーを感じました。とても心地よく、心が躍るような感覚でした」
「しかも私だけでなく、アメリカ人の夫もこのエネルギーを感じることができました。言葉や文化の壁を越えて、誰もが感じることができる普遍的なエネルギーなのだと思います」と話した。
孫さんは、神韻ダンサーの芸術的なレベルの高さに感嘆してこう付け加えた。「彼女たちはこのような高い芸術的なレベル、境地に達することができるなんて、並の人にはできないことです。もしかしたら彼女たちは前世で天女だったのかもしれません。この公演を観ていると、まるで天女が地上に降りてきたかのように感じます」
「神韻アーティストたちが中国の伝統文化を継承し、広めるために、これほど惜しみなく尽くしていることに深く感謝しています。神韻のように、天を信じ、伝統的な中国の祖先たちが大切にしてきた精神を真に表現している公演はほとんどありません」「今の子供たちはハリウッド映画や流行のものにばかり触れていますが、神韻は魂を揺さぶる芸術です」と続けた。そして、「子供たちにとって、神韻は学校では学べない、早い段階での精神的な啓発となるでしょう」
「中国人として、神韻が八つの芸術団で世界を巡回しているのを見て、とても誇らしい気持ちになります。私たち中国の伝統芸術が世界中でこれほど多くの人々に愛され、今日の公演のように満席になるなんて、本当に素晴らしいことです」と孫さんは語った。
夫のマークさんは、原子力発電所の建設に携わった核エネルギーの専門家である。マークさんは中国文化に特に興味を持っており、夫婦2人で毎日座禅を続けているという。
また、マークさんは「神韻のエネルギーをとてもはっきりと感じることができました」「このエネルギーは五感で感じるものではなく、むしろ精神的なつながり、つまり目に見えるものや聞こえるもの以上の何かを感じました。このエネルギーは感覚を超えて、もっと力強く、神とのより深い結びつきを感じさせてくれました」と話した。
中国人留学生が新年を祝い神韻を追いかけて観賞し大きな誇りを感じた
イタリアで留学中の中国人留学生の陳さんは、神韻公演を観て「とても誇らしい」と感じた。神韻の観賞は陳さんにとって中国の新年を祝う上で最も重要な行事であり、ローマで観る前にすでに多くの都市で神韻を積極的に観賞していた。
陳さんは、「旧正月期間に神韻がローマに来るなんて、こんな素晴らしい機会はめったにないですから、神韻を追いかけてローマへ旅行に来たんです」
「私は中国の伝統文化が大好きなんです。神韻は神々の世界を描いていて、これは中国では見られないものばかりです。観劇後、心の奥底から感動しました」と心から賛美した。
「司会者の話によると、神韻は現在八つの芸術団が世界を巡回しているそうです。これは、伝統文化が世界中の人々に共通の感動を与えるものであるという証ですね。本当に素晴らしいことです」と語った。神韻がどこへ行っても満席になるという事実に、陳さんは「とても誇らしい」と感じた。
そして陳さんは、「公演の中で、今の中国で法輪功を信仰し、真・善・忍の精神を守った人々が迫害されている様子が描かれていて、とても心が痛みました。特に、法輪功学習者が生きたまま臓器を収奪される場面を見た時は涙が止まりませんでした。真・善・忍の教えに従い、良い人間になろうとした人が、こんなにも残酷な仕打ちを受けるなんて、あってはならないことです」そして「中国で今起きているこのような迫害は、全世界に知らせるべきです!」と語った。
旧正月期間中に神韻が爆発的な人気を集め欧米各地で熱狂が続く
2月1日(旧正月4日目)に米国の神韻ニューヨーク芸術団がローマ歌劇場で公演を行ったがチケットが完売しチケットを手に入れるのが困難なほどの人気であった(大紀元) |
2月1日に神韻世界芸術団は英国のエディンバラ・プレイハウスで2公演を行いいずれも満席となった(大紀元) |
2月1日に神韻新世界芸術団は米国アトランタにあるコブ・エナジー・パフォーミング・アーツ・センターで2回の公演を行いいずれも満席でチケットが入手困難なほどの人気であった(大紀元) |
2月1日の午後に神韻北米芸術団はカリフォルニア州の州都サクラメントにあるセーフ・クレジット・ユニオン・パフォーミング・アーツ・センターで4回目の公演を行い満席の大盛況であった。出演者は観客の熱烈な拍手に応え2回舞台にあいさつに現れた(大紀元) |
2月2日(旧正月5日目)の午後に神韻国際芸術団はドイツのベルリンにあるポツダム広場劇場で今年7回目の公演を行った。当日のチケットは事前に完売し公演終了後には観客が熱烈に拍手喝采を送った。(大紀元) |
2025年、神韻は米国テキサス州サンアントニオにあるトビン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツで6公演すべてが満席となる大盛況であった。
劇場のスタッフによると、神韻公演は毎年この劇場で最も成功を収める芸術イベントであり、観客は主流社会を中心に、著名人も多く訪れるそうである。初めて神韻を観たという米国空軍の中佐は、「中国にはこんなに豊かな文化と精神性があるなんて、本当に素晴らしい!」と感動していた。また、ある大学教授は、「公演から強大で揺るぎなく、打ち負かされることのない神聖な力を感じました」と述べた。
イタリアのローマ歌劇場での公演は、開始3カ月前にチケットが完売し、主催者は追加席を用意したにも関わらず、すぐに再び完売した。芸術観賞の眼識の高いイタリア人たちが、神韻をどれほど待ち望んでいたかがよくわかる。劇場スタッフによると、チケットはすでに完売していたにも関わらず、開演時刻になっても「まだチケットはありますか?」という問い合わせが絶えなかったそうである。
現在までに、神韻ニューヨーク芸術団はイタリアの8都市を巡るツアーのうち、6都市での公演を終了し、28回の公演を行った。どの都市でも満席となり、大きな拍手が沸き起こり、観客たちは神韻への敬意と感謝を込めて賛辞を送った。
トリノから駆けつけた女性2人は、地元での公演を観賞した後、ローマまで足を運び、再び神韻を観賞し、法輪功に関する書籍を2冊購入した。シチリア島のカターニアに住む女性は、「10年も前から神韻を観たいと思っていたけど、やっとローマで夢が叶いました!」と語った。また、別の女性は、チケットが手に入らず、代わりに法輪功の本を2冊購入した。
ドイツのベルリンにあるポツダム広場劇場で行われた神韻の最終公演も、チケットが事前に完売し、当日券を求める多くの観客が「チケットが入手困難で本当に残念だ」と嘆いた。しかし、嬉しいことに今年3月末には、ベルリンのドイツ歌劇場で神韻公演が6回予定されている。
テキサス州の劇場の理事長「神韻は愛と善を伝えている」
2月2日の午後にトビン・センター・フォー・パフォーミング・アーツで神韻巡回芸術団の6回目の公演を鑑賞したサンアントニオのトビン・センター・フォー・パフォーミング・アーツの理事会メンバーであり慈善団体の創設者でもあるスーザン・ネイラーさん(左)とその友人であるデビッドソン夫婦 |
スーザン・ネイラーさんは、「最初から最後まで本当に美しくて見飽きることなくずっと見続けていたいです」「精神的な内涵がとても感動的です」「心と心が通い合うような、心のこもった交流を感じます」
「この公演は私たちの心に深く語りかけてきました。まるでダンサーのみなさんの心が、私たちの心に直接伝わってくるようでした。それは本当に素晴らしい交流だと感じます」と語った。そして「この公演は私に特別な何かを与えてくれました。それは純粋な美しさ、そして自然のシンプルで清らかな美しさです」と述べた。
ネイラー氏は上空を指さしながら、「天人合一(人間と宇宙は一体であり、切っても切れない関係にあるという考え方)を感じます。私たちは神と一つにつながっているような感覚です。そこは愛と善で満たされた世界が広がっています」と語った。
ドイツのオペラ歌手が神韻を絶賛「こんな完璧なものは世界中どこを探しても見つかりません!」
1月28日の夜にドイツの首都ベルリンにあるポツダム広場劇場で米国の神韻国際芸術団の初演を観賞したオペラ歌手のユルゲン・ヴィット氏(新唐人テレビ) |
ユルゲン・ヴィット氏は、「この公演は本当に独創的で、私は力づけられました。壮観な舞台装置の効果的な使われ方や、仮想と現実が行き来するような演出に圧倒されました。このような完璧な舞台は、世界中どこを探しても見つからないでしょう」と絶賛した。
また、ヴィット氏は「公演を通して、私は神韻が持つ神聖な内涵を感じ取り、宇宙の高い次元の生命体からの人類への慈愛を感じました。宇宙には確かに何らかの高度な生命体が存在していると確信しています。私たちが信じれば、宇宙の生命体は私たちに愛を与えてくれますし、私たちが信じれば、エネルギーも与えてくれるでしょう。私たちは単なる媒介にすぎず、何かを創造する時、それは宇宙の生命体から与えられたエネルギーなのです」と述べた。
神韻世界巡回公演に関する詳しい情報はこちらのウェブサイトをご覧ください。 https://www.shenyun.com