李源東さんと李峭松さんは、広東省北江刑務所で残酷な迫害を受ける
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 【明慧日本2025年2月12日】広東省茂名市の57歳の法輪功学習者・李源東さんは、2019年7月9日に広州市公安局海珠区支局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)と沙園派出所の警官により連行され、でっち上げられた罪で逮捕された。2021年8月31日、広州市海珠区裁判所によって不当に懲役8年6カ月の判決を受け、3万元(約60万円)の罰金を科された。2022年3月、李源東さんは広東省北江刑務所に送致され、拷問を受けている。

 広州市の56歳の法輪功学習者・李峭松さんは、2020年4月24日に天河区公安支局国保と棠下派出所の警官により連行された。2021年秋、彼は海珠区裁判所によって不当に懲役6年の判決を受け、2万元(約40万円)の罰金を科された。李さんは控訴したが、2021年12月23日、広州市中級裁判所によって不当に元判決が維持された。その後、彼は広東省北江刑務所に送致され、迫害を受けている。

 李源東さんと李峭松さんは、北江刑務所で既に約3年間、深刻な迫害を受けており、法輪功の修煉に対する信念を守り、法輪功迫害の実態を人々に伝えることは無罪であると信じ続けている。彼らは邪悪に妥協せず、「転向」を拒否している。広東省北江刑務所、広東省四会刑務所、広東省会城刑務所は、広東省において男性法輪功学習者に対する迫害の主要な3つの黒い刑務所である。これらの黒い刑務所では、肉体的な迫害に加え、精神的な破壊も行なっている。

 北江刑務所には、法輪功学習者への迫害を専門に行う「邪教管理事務所」という部署が設置されており、また法輪功学習者を迫害するための専門の監区(九監区)も設置されている。

 九監区では、妥協しない法輪功学習者に対して、長時間小さい椅子に座らせたり、片足立ち、手錠や足枷などの拷問が日常的に行われている。それに加えて、九監区ではさらに邪悪な方法として、食事を十分に与えない、睡眠を取らせない、身だしなみを整えさせない、トイレに行かせないといった非人道的手段を使い、法輪功学習者の生存権と人間の尊厳いう最も基本的な権利を奪っている。北江刑務所の刑務官はかつて、「北江刑務所ではこれまで転向しなかった者はいない」と威嚇していた。

 目撃者による証言によると、李源東さんは3カ月間連続して、手錠と足枷をつけた拷問を受けて迫害された。食事の時も手錠と足枷をつけたまま1日3回刑務所の4階から1階に降りることを強いられ、腰を曲げて階段を上り下りするので時間がかかった。常に監視員に見張られていた。

'中共酷刑刑具:手铐脚镣'

拷問のイメージ図:手錠と足かせを掛けられる

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/7/488028.html
 
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