長春市70代の法輪功学習者3人が不当判決を受けた
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 【明慧日本2025年2月12日】長春市九台区の法輪功学習者(以下、学習者)3人が不当判決を受け、劉玉芬さんは懲役3年6カ月、田志斌さんは懲役4年、朱桂清さんは懲役2年8カ月を宣告された。3人はともに70代である。田志斌さんは現在、公主嶺刑務所に拘禁されている。

 2023年7月21日午前7時過ぎ、劉玉芬さんは九台区土門嶺派出所に連行され、家宅捜索を受けた。劉さんは15日間不当に拘留された後、刑事拘留に切り替えられた。

 同日、九台区では多くの学習者が連行された。警察はリストに基づいて連行を実行し、ドアをノックしたり電話をかけたりすることなく、早朝に学習者の家の外で待ち伏せし、ドアが開くと同時に家の中に押し入り、家宅捜索と連行を行った。

 情報によると、田志斌さんと朱桂清さん夫妻は、長春市公安局によって不当に逮捕された。詳細は調査中である。夫妻2人は1996年から法輪功を学び始め「真・善・忍」の教えに従って生活し、心身ともに健康になった。修煉を始めて間もなく、2人は共に病気知らずの体になった。田志斌さんは以前、重度の心臓病、頭痛、胃病などを患っていた。法輪功を学んだ後、これらの病気はすべて自然に治癒した。

 劉玉芬さんは、1996年に法輪功を学び始めてから、以前患っていた胃病、頭痛、腰痛が約1カ月後には自然に治癒した。性格も明るくなり、家庭も円満になった。しかし、1999年7.20、中国共産党が法輪功への狂気じみた迫害を開始した後、彼女は2000年2月に北京に陳情に行き、法輪大法のために正義を訴えようとしたが、地元の派出所に連れ戻され、2度平手打ちされ、15日間不当に拘留された上に、200元(約4000円)の罰金を科された。2000年4月、劉玉芬さんは再び北京に陳情に行き、土門嶺派出所に連れ戻されて15日間拘留された後、長春黒嘴子労働教養所に1年間送られた。労働教養所では強制的に奴隷労働をさせられ、毎日朝3時から夜10時まで作業場で働いた。過酷な労働により彼女は疲労困憊した。長期にわたる迫害により、彼女の心身は深刻なダメージを受けた。

 2001年の秋、劉玉芬さんは天安門広場で横断幕を掲げ「法輪大法は素晴らしい」と訴えたが、警察に捕まり、車の中に連れ込まれて狼牙棒(ろうげぼう:打撃武器の一種)で激しく暴行を受け、肩と背中を青あざだらけにされた。日が暮れる頃、名前も知らない派出所に連行され、警察に家の住所を聞かれたが、劉さんが答えなかったので、電気警棒で腕と口に何度も電気ショックを与えられ、腕は出血した。電気ショックによる傷跡は今も残っている。2008年、警察の強引な尋問により、劉玉芬さんは連座して迫害され、再び長春黒嘴子労働教養所に2年間送られた。教養所内で腎臓結核を患い、毎日何度も血尿が出て寝たきりとなり、医療仮釈放を受けることになった。

 明慧ネットが公表した迫害事例に基づく一部の統計によると、2024年上半期、吉林省の9つの地区で法輪功学習者570人が様々な程度の迫害を受けたという。内訳は以下の通り。4人が迫害により死亡し、47人が不当判決を受け、238人が不当に連行された。また、122人が嫌がらせを受け、138人が家宅捜索を受け、11人が強制的に洗脳された。その後、2人は家を追われ、3人は行方不明、5人が経済的迫害を受け、迫害金額は8万1千元(約17万円)以上である。

 
翻訳原文(中国語): https://www.minghui.org/mh/articles/2025/2/6/490442.html
 
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