【明慧日本2025年2月13日】ルーマニアの法輪功学習者(以下、学習者)は2025年1月、ブラショフ、コヴァスナ、ハルギタの3都市で中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の実態を伝える活動を行い、地元の人々から温かく迎えられた。
1月18日から25日にかけて、学習者はブラショフの歴史的中心地である共和国通りで、毎週恒例の「情報デー」を開催した。1月23日から25日にかけてはコヴァスナで3回活動を行った。セント・ゲオルゲ市のスガショッピングセンターで、ハンガリー語とルーマニア語の資料を配布し、さらに24日と26日には、ハルギタ県のミエルクレア・チウク市とトゥルグ・セクイエスク市でも迫害の実態を伝える活動を行った。
1月18日、「法輪大法は素晴らしい」と書かれた小さな蓮の花の飾りを手に持ち、ブラショフの情報ブース前で、中共による法輪功迫害の実態を聞いている女性(右) |
1月18日、ブラショフの情報ブースに立ち寄り、中共による法輪功迫害に反対し署名する市民 |
1月25日、ブラショフで市民に中共による法輪功迫害の実態を伝え、法輪功の功法を実演する学習者 |
1月25日、迫害の停止を呼びかける請願書に署名したラレシュ・ルルチュクさん |
ラレシュ・ルルチュクさんはマルチメディアアーティストである。彼は独裁政権や人々の暴政への抵抗について研究しており、そのため、この日、学習者が迫害されていることを知ると、詳しく話を聞いた。
ラレシュさんは、現代の世界は非常に腐敗しているが、いずれ真・善・忍の価値が認識されるようになると考えている。彼は、「真・善・忍は人々に知恵をもたらし、プロパガンダの影響を受けなくなります。真・善・忍は人を変える力を持っています。閉ざされた心を開き、恐れを感じるときには勇気を与え、洞察力を授けてくれると思います」と話した。
ラレシュさんは、法輪大法には世界中の人々の心を惹きつける力があると考えており、それはかつて中国で広く伝えられたときと同じようになるという。彼は、「私は信じています。修煉する人々は、法輪大法がこれまでのどんなものとも異なることに気づくでしょう。精神修煉の多くの利点を知ることで、彼らはより良く、より明晰に、より健康に、そしてより意識を高めていくはずです!」
「私は常に精神的な修煉に強い関心を持ってきました。もし人生から真・善・忍が失われたら、それは大損失です。真・善・忍がなければ、生きることに意味はなく、それはもはや生命とは呼べません。私たちが意識的であれ無意識的であれ、これらの価値から遠ざかると、精神的にも生物学的にも毒に満ちた状態になってしまいます。私は、真と善のない人生を想像することはできません。しかし、もしそれらが失われたら、それは間違いなく悲劇となるでしょう」と述べた。
別れを告げる際、ラレシュさんは学習者に、「私が皆さんに伝えたいことはとてもシンプルです。ここにいてくれてありがとう。どうか、自分がやるべきことを続けてください! そして、ルーマニアのすべての人々に平和が訪れますように!」と励ましの言葉をかけた。
学習者の活動が広く歓迎される
ミエクレア・チュクの市場の入口で、ある年配の女性が学習者から贈られた迫害の実態が書いてあるカレンダーを喜んで受け取った。彼女は「ハンガリー語とルーマニア語のカレンダーが欲しいです。なぜなら、私たちは兄弟のように助け合わなければならないからです。私たちは美しい国、ルーマニアで共に生きているのですから」と話した。
ある食品店で、学習者が店員の女性にカレンダーを渡した。彼女はそれを店内の壁に貼り、法輪大法に強い関心を示した。学習者は彼女に、法輪大法の「真・善・忍」の理念と、中共による法輪功への迫害について説明した。彼女は「娘と孫娘も修煉に興味を持っています」と話し、より多くの資料を求めた。そして、家族で学ぶために煉功点の情報も尋ねた。