【明慧日本2025年2月17日】1995年1月4日、中国北京市公安大学の講堂で『転法輪』出版記念会が開催された。『転法輪』の正式な出版から30周年を迎えた今、オーストラリアとニュージーランドの法輪功学習者(以下、学習者)の一部が、法輪功を学ぶことによって大きな恩恵を受けた体験を語り、とりわけ『転法輪』を読んだ後の深い感動と心の昇華の過程について分かち合った。
ニュージーランドの学習者「困惑の中で法輪大法が希望をもたらす」
ニュージーランドの学習者・和三普さんは、学習を始めて約29年になった。振り返ると、これまでの道のりで彼は法輪功への信念が揺らぐことなく、法を実証し、真相を伝え、衆生を救うために努力してきた。また、法を実証する様々な活動において自己を抑え、誠実に協力してきた。
彼は1986年、妻が重病にかかり、家全体が苦しみに包まれていた時期を振り返る。子供たちも本来の楽しみを失い、彼自身も精神的なプレッシャーと疲労により健康を害していた。1996年初め、妻の病気が10年にも及んだ頃、ある人が法輪功の9日間講習ビデオを紹介してくれた。そこから、彼と妻、そして子供の3人は法輪功を学び始めた。すると、妻の健康は奇跡的に回復し、彼自身の精神的な重圧も解消され、家には再び笑い声が戻った。
第二功法を練習している和三普さん |
和三普さんは、自身が共産党幹部の家庭に生まれ、小学校から高校まで幹部の子弟が集まる比較的恵まれた環境で育ったと語った。共産党の洗脳教育のもとで成長し、共産主義を真理と信じ、少先隊や共産青年団、共産党への入党を人生の目標とし、誇りに思っていた。
しかし、彼は次第に現実社会と宣伝の乖離に気づき、唯物論・無神論・進化論に疑問を抱くようになった。「何が真理なのか? 人類は偶然に出現したのか? 人生の目的は何なのか? 来世はあるのか? 善行を積んだ人がなぜ不幸に見舞われ、悪事を働く人がなぜ順風満帆なのか?」こうした疑問が彼を苦しめた。
和三普さんは感謝の気持ちを込めて以下のように語った。「しかし、『転法輪』を読むことで、私は法輪大法こそが生涯追求すべき真理であることを知った。私は迷いと困惑から目覚め、生命の真の希望を見出した。『転法輪』は、真・善・忍が生命の基準であり、法輪大法が宇宙の根本的な法であることを教えてくれました。また、より高い次元へと昇華する道を示してくれました。善悪応報の因果関係も理解し、法輪功は私の本来の人間性と、神や天地への敬意と感謝の心を呼び覚ましてくれました」
「今、私の心は光に満ち、全ての生命に対して尊重、寛容、誠実な善を抱くようになった。私は根本的に変わり、他者との関係も根本的に改善されました。この変化は、私利私欲から他者のための生き方への本質的な変化です。私は今年75歳になりますが、法輪功の修煉により、心身ともに健康で、内心の喜びを得ることができました。また、私は法輪功に対する中共の残虐な迫害を直接経験し、それを通して共産党の邪悪な本質を明確に認識しました。共産主義の悪魔は、人類の伝統的な道徳を破壊し、人々を地獄へと引きずり込み、人類を滅ぼすことを最終目的としているのです」
「師父が私を生死の輪廻の苦しみから救い出してくださったことに、私は心から感謝しています。師父の著作『転法輪』こそが、私を本来の純真な自分へと導く光の道となりました」
西オーストラリアの学習者、『転法輪』出版30周年への祝福と感謝
2000年、ヤンさんはシンガポールの大学の研究員であった。妻の勧めで、近所の法輪功の煉功場所を訪れ、法輪功の修煉を始めた。彼は「当時、中共の法輪功に対する迫害とデマの宣伝が非常に激しく、さらに私は無神論教育を長年受けてきたため、煉功を続けても心の中で強い葛藤がありました。その頃の私は本当に悟性が低かったです」
「しかし、『転法輪』を学び始めた時、これは人々に善を教える本だと気づきました。それで、煉功を真剣に受け止めるようになり、足を組む修煉の苦しみも耐えられるようになりました」と言った。
ヤンさんは、『転法輪』を読んでいる最中に起こった数々の超常体験について話した。「初めて『転法輪』を読んだとき、本の中に記されている多くの超常現象を自分自身で体験しました。例えば、師父が大法弟子に法輪を下さる内容を読んだ後、ある日、第二式功法を煉功していると、本当に師父が私に法輪を下さるのを感じ、とても不思議でした。また、『転法輪』にある『不二法門』の内容を学んだ後、夢の中で他の法門を勧める人に遭遇し、試されることがありました。さらに、『転法輪』の天目の説明を読んだ後、ある晩、座禅をしていたら突然大きな目が見えて驚きました。煉功を始めた頃は、夢の中で誰かに追われたり、借金を催促されるような夢を見ましたが、修煉が進むにつれて、それらは次第になくなりました」
ヤンさんは「これらの初期の経験が、私の中にあった無神論や科学至上主義の頑固な壁を打ち破り、法輪功を修煉する信念を確立させてくれました。私はすでに24年間修煉を続けており、『転法輪』の法理を深く理解するにつれ、修煉もますます安定してきました。師父が私に与えてくださった修煉の道に、心から感謝します」と語った。
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