黒竜江省肇東市の73歳の閻志秋さんは不当判決を受ける
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 【明慧日本2025年2月21日】黒竜江省綏化市肇東市在住の法輪功学習者・閻志秋さん(73)は、2024年9月に警官に連行され、綏化市留置場に拘禁された。12月27日に綏化市の安達市裁判所から懲役2年、罰金1万元の不当判決を言い渡された。

 2019年7月16日午前10時ごろ、肇東市五站鎮の法輪功学習者・楊学文さんは、法輪功が迫害を受けている事実を人々に伝えるため、車を運転し、李亜レイさん、張奎華さん、張国栄さん、閻志秋さんを乗せて、五站鎮の大翁屯へ向かったが、行く途中で五站鎮派出所の警官らに止められ、連行された。閻さんはその場で口から泡を吹いて倒れた。警官は責任を負うのを恐れて閻さんを解放し、他の4人の法輪功学習者を肇東市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に引き渡した。4人は肇東市留置場に拘禁された。

 その後、肇東市公安局は4人の法輪功学習者を、安達市公安局に引き渡し、迫害を継続させた。7月17日、楊さんは肇東市留置場に拘禁され、李亜レイさん、張奎華さん、張国栄さんは安達市留置場に拘禁された。同日午後、警官は閻さんを連行しようとして、閻さんの家に押し入ったが、閻さんはすでに家を出ていたため、連行できなかった。

 安達市裁判所は、2019年11月18日と12月26日に4人の法輪功学習者に裁判にかけ、不当判決を下した。楊さんと李亜レイさんは懲役2年6カ月、罰金2万元、張奎華さんと張国栄さんは懲役2年、罰金1万元を言い渡された。

 2024年9月23日、親戚の家に遊びに行った閻さんは、押し入った肇東市公安局国保の大隊長・王力軍など十数人の警官に連行された。同時に、張奎華さんと張国栄さん親子(詳しい状況は不明)も連行された。

 警官は、閻さんの親戚である父親と息子も連行した。息子は、「民家に侵入して法を犯している」と言って、警官に従わなかったため、顔に唐辛子水をかけられ、目が真っ赤になった。年配の父親も従わず、「私たちが何の法律を犯したのですか」と質問した。警官らは答えなかった。私服警官らを見て、父親は、「あなたたちは本物の警官じゃない。警官は人を保護し、暴力を振るったりしない」と言った。警官は息子に手錠をかけ、パトカーに押し込んで、殴った。親子2人を西城派出所に強制連行した後、警官は父親に署名を強要したが、拒否された。警官は父親を数時間拘束してから帰宅させ、息子を拘置所に連行し、10日間拘留した。

 9月23日、警官は閻さんを綏化留置場に送り、拘留した。その後、警察と検察が結託し、濡れ衣を着せ、閻さんを安達市の裁判所に提訴した。2024年12月27日、安達市裁判所は閻さんに不当に懲役2年の判決を言い渡し、1万元の罰金を科した。閻さんの年金も差し押さえたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/2/12/490666.html
 
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