武漢市の75歳の張暁華さんに懲役4年を宣告
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 【明慧日本2025年2月24日】湖北省武漢市在住の法輪功学習者・張暁華さん(75歳)は、拘禁されてから1年が経った。最近の情報によると、昨年末に地元の中国共産党裁判所から懲役4年の不当判決を受け、1万元(約20万円)の罰金を科されたことが分かった。張さんが不当判決を受けたのは、今回2度目である。

 湖北大学の元図書館司書だった張暁華さんは、中国共産党が、1999年7月に法輪功に対する狂気じみた迫害を開始して以来、張さんは真善忍の信仰を貫いたために、中共係者から頻繁に迫害を受けた。張さんは少なくとも14回以上拘束・監禁され、拘置所、留置場、楊園洗脳班、何湾労働教養所、武漢女子刑務所などで不当な迫害を受けていた。

 2000年10月、張さんは「法輪大法は素晴らしい」というスローガンをスプレーで書いていた際に、勤務先である湖北大学の警備担当者に連行され、武漢市公安文保支局に拘束された。数日後、武漢市第一留置場に送られ、1カ月間拘禁迫害を受けた。その後、何湾労働教養所に移送され、1年6カ月の労働教養を科された。その間、奴隷労働を強いられ、同時に勤務先から給料を差し引かれた。

 2004年初頭、張さんは「610弁公室」と湖北大学警備担当者によって湯遜湖洗脳班に連行され、迫害を受けた。その結果、高血圧、頻脈となり、生命の危機に瀕したため、ようやく解放された。

 2009年3月、張さんは鍾祥市で法輪功の真相を伝えていた際に密告され、鍾祥市隍城派出所と国保大隊の警官に鍾祥留置場に連行された。1カ月以上不当に拘禁された後、1年間の不当な労働教養(監外執行)を科された。2013年5月20日午前、張さんは武昌楊園洗脳班の江堤で楊園派出所の警官に連行され、翌日未明に二支溝第一拘置所に拘束されて、15日間不当に拘留された。6月4日、張さんは拘置所から島にある楊園洗脳班に移送され、さらに3日間迫害を受けた。洗脳班の担当者は張さんに信仰を放棄するよう強要した。壁の外でも悪党らの怒号が聞こえたという。

 2013年9月18日夜、張さんは漢陽区蔡甸区に真相を伝えに行った際、警官に拘束されて蔡甸派出所に連行された。翌日、二支溝留置場に不当に監禁された。張さんは迫害に抗議するため断食を続けた。2014年2月26日、蔡甸区裁判所は張さんを不当に審理し、その後、懲役4年の不当判決を下し、武漢宝豊路女子刑務所に収監した。2017年9月18日、冤罪による服役を終え帰宅した。

 2023年11月25日午後4時頃、張さんなどの女性法輪功学習者9人が、三角路社区の法輪功学習者・胡愛紅さんの家で、押し入ってきた警察に拘束された。不当な尋問を受けた後、張さんはその日の夜に家族の迎えで帰宅した。

 その後、2024年の中国の旧正月の前後、徐家棚派出所の警察官が再び張暁華さんの三角花園劉家河団地にある自宅に押し入り、家宅捜索を行い、個人の合法的な金品を奪い、彼女を武漢市洗脳班に連行し秘密裏に監禁した。警察は家族に彼女が監禁されている具体的な場所や状況を伝えておらず、そして、その後、張さんに懲役4年の不当判決を下した。今日に至るまで、家族との面会も許可されていない。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/2/11/490639.html
 
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