錦州市60代の婁夢麗さんが冤罪で投獄
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 【明慧日本2025年3月12日】最近の情報によると、遼寧省錦州市在住の法輪功学習者・婁夢麗さん(60代)が、錦州市凌海市裁判所により懲役3年半を宣告され、2024年9月に遼寧省女子留置場に拘禁されて迫害を受けている。

 婁夢麗さんは、2024年4月15日午後2時頃、遼寧工業大学近くの住宅地で法輪功を学んでいる最中に連行された。

 その年、錦州市610弁公室、政法委員会、公安局などの関連部門は、中国共産党(以下、中共)の迫害政策に従うため、いわゆる「特別捜査チーム」を結成し、長期間にわたり監視、尾行、張り込みなどの無法な手段を用いた。法輪功学習者(以下、学習者)の住居近くに隠しカメラを設置したり、電動バイクに位置追跡装置を取り付けたりするなどした。2024年4月13日~4月30日の間に、錦州市では19人の学習者が連行された。その中の婁夢麗さんは、錦州公安局の特務に半年間尾行されており、自宅近くにはカメラが設置されていた。

 その後、刑事拘留され、錦州市看守所に拘禁された婁夢麗さんは、錦州市の公安、検察、裁判所の密室で、冤罪のでっち上げを受け、最近の情報では、錦州凌海裁判所により懲役3年半を宣告され、2024年9月、遼寧省女子刑務所に連行されて、迫害を受けていることがわかった。

 大法が婁夢麗さんを善良な人に変えた

 1997年4月、婁夢麗さんは親戚や友人の紹介で法輪功を学び始めた。法輪功を学ぶ前の彼女は非常に気性が荒く、理屈に合わないことは許せず、損をすることが我慢できなかった。夫に対しても全てを仕切り、何事にも強気だった。

 法輪功を学ぶことで、婁夢麗さんはまるで別人のようになった。大法の教えが彼女を感化し、心を浄化し、どのように人として生きるべきかを理解した。彼女は「真・善・忍」の基準に従い、自分を律し、常に他人を思いやるようになった。お酒をやめ、人に対しては誠実で優しく接し、子育てにも大法の教えに基づいて行った。心の中の不満や恨みを放下し、姑とも仲良く暮らした。商売をする際も、法の要求に従い、客が多めに払ったお金は必ず返した。大法は彼女の心を清め、道徳を高め、家庭に和をもたらした。

 同時に、婁夢麗さんの健康状態も大きく改善した。修煉前の彼女は、全身に病気を抱え、特に甲状腺機能亢進症に苦しんでいた。専門医でも治せず、顔が変形し、目が大きく飛び出し、さらに心臓病、糖尿病、腎盂腎炎、神経症、痔疾、中耳炎など多くの合併症を引き起こしていた。しかし、法輪大法を修煉して半年も経たないうちに、すべての病気が自然に治った。

 2008年のある時、婁夢麗さんの夫がトイレ掃除用に硫酸の入ったバケツを持ってきた。夫が車から婁夢麗さんに渡す際、彼女はそれを受け止めきれず、硫酸が足に全部かかってしまった。ストッキングは完全に溶け、地面は泡立ち、青い煙が空に立ち上った。夫は恐怖で震えていたが、婁夢麗さんの足は何の異常もなかった。大法が彼女を守り、危害から救ったのだ。近所の人がその光景を見て「今回こそ大法の不思議を本当の意味で見たよ」と言った。他にも、車に轢かれそうになるなどの多くの危険から、婁夢麗さんは奇跡的に逃れた。 

 法輪功の修煉を通じて、婁夢麗さんは心身ともに生まれ変わるような大きな変化を遂げ、健康になり、精神が充実し、大法による救いの恩に感謝している。

 信仰を貫き、中共による迫害を受ける

 しかし、中共が法輪功を迫害し始めて以来、婁夢麗さんは法輪功の修煉を続けたため、何度も連行されて迫害を受けた。以下は、その一部の事実の簡単な説明である。

 2001年5月31日、遼寧錦州紅星派出所の警官が婁夢麗さんの自宅に侵入し、家宅捜索を行い、大法の書籍30冊以上を強奪した。婁夢麗さんは紅星派出所の警官による拷問と尋問を受け、背中をゴム棒で殴られ、20回以上平手打ちされ、一晩、不当に勾留された。翌日、彼女は看守所に拉致されて、2カ月以上拘禁され、5000元(約10万円)をゆすり取られた。

 2013年10月18日、遼寧錦州610弁公室の李嵋珊が主導し、他の610弁公室と共謀して婁夢麗さんを錦州市公安局まで連行して不当に尋問し、侮辱・殴打し、一晩勾留した。翌日、彼女は看守所まで連行され、15日間拘留され、3万元(約61万円)をゆすり取られた。

 2019年6月28日、婁夢麗さんは太和朝市近くで警官に連行され、錦州市拘留所に拘留された。2019年7月8日、彼女は拘留所から帰宅した。

 婁夢麗さんが錦州市の公安、検察、裁判所によって冤罪をでっち上げられた具体的な経緯は現時点では不明である。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/2/20/490933.html
 
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