遼寧省の王紅霞さんに不当判決
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 【明慧日本2025年3月18日】遼寧省撫順市在住の法輪功学習者(以下、学習者)・王紅霞さん(67歳女性)は法輪功を実践しているとして、正確な時期は不明だが、当局に秘密裏に懲役4年の不当判決を言い渡された。この記事の執筆時点で起訴、裁判、判決の詳細は明らかではない。王さんは2025年2月19日に遼寧省女子刑務所に拘禁されている。法輪功(ファールンゴン)は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の詳細

 王さんは2024年6月13日午前10時頃、地元の市場で法輪功迫害の事実について人々に話していたところを連行され、撫順市留置場に連行された。東州区裁判所は王さんに秘密裏に懲役4年の不当判決を言い渡した。王さんの家族は起訴も裁判も知らされておらず、王さんが刑務所に移送されたことを知ったのはつい最近だった。

 過去に受けた迫害

 2009年4月18日に王さんは連行され、懲役7年の不当判決を宣告された。2016年4月に釈放された。

 6月、新撫区(しんぶく)社会保障局は撫順市社会保障局の命令に基づき、王さんの年金を停止した。王さんは7年の刑期中に年金を支給されるべきではなかったと告げられ、王さんの年金は停止された。

 王さんが撫順市社会保障局を再び訪れたとき、職員は、受刑者が年金を受け取ることを禁止するのが社会保障局の方針であると王さんに告げた。

 2016年7月12日に当局は王さんに電話し、服役中に支給された年金約7万元を一括で返還するよう命じた。当局は王さんが従わなければ「結果」を覚悟するようにと脅した。

 王さんの姉である学習者・王紅兵さん(享年70歳)は当局の残忍な迫害により亡くなった。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/3/2/491246.html
 
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