河北省:資料配布の法輪功学習者を不当連行
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 【明慧日本2025年4月18日】河北省石家荘市在住の法輪功学習者・周引力さん(70代男性)、張雪燕さん(女性)は、法輪功を実践したとして当局により不当に連行された。周さんは最近、藁城区(こうじょうく)裁判所に懲役1年6カ月の不当判決を言い渡され、現在は唐山刑務所に拘禁されている。法輪功(ファールンゴン)は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の詳細

 2024年5月28日午前、周さんと張西慶さん(法輪功学習者)は梅花鎮屯頭村で法輪功迫害の事実に関する資料を配布していたところ、梅花鎮派出所の警官らに連行された。その後、2人は藁城区留置場に拘留された。2人は身体検査のために病院に搬送された。張さんは高血圧と診断され、拘置所に入所を拒否された。張さんは5月29日の夕方に帰宅した。

 周さんは藁城区拘置所に拘禁されている。その間、梅花鎮派出所の警官は周さんに法輪功をやめる保証書を書くよう強制したが、周さんは拒否した。周さんは「私は法輪功を修煉し、善良な人間になろうと努力しています。法律を犯したことはありません。保証書を書く必要もありません」と語った。最近、周さんが藁城区裁判所で懲役1年6カ月の不当判決を宣告されたことが判明した。

 周さんは法輪功を実践したため、藁城区警察に何度も不当連行され、殴打され、拘禁された。周さんは梅花鎮派出所から2,000元の罰金を科せられ、自宅で嫌がらせを受けた。張西慶さんは起訴されているかどうか不明である。

 張さんに対する迫害

 2021年11月3日、張さんが法輪功に関する資料を配布していたところ、陽台村書記が張さんの前で車を停めた。書記は梅花鎮派出所に電話をかけ、「私は1人の法輪功学習者を捕まえた」と伝えた。

 書記は張さんに対し、梅花鎮派出所が法輪功学習者の連行に2000元の報奨金を懸けていると告げた。翌日、張さんを派出所に連行した後、警官は張さんの写真を撮影し、顔認証ネットワークを通じて個人情報を特定した。その後、警官は鍵屋を雇って張さんの自宅に侵入し、法輪功の書籍やその他の私物を押収した。

 所長は翌朝、2人の警官に張さんを尋問させた。張さんはいかなる質問にも答えず、自分のような法を遵守する市民を迫害しないよう警官に強く求めた。警官たちは張さんの言葉を尋問記録に記録した。張さんはその日の午後遅くに帰宅させられた。

 張さんはその後、派出所に戻り、押収された品物の返還を要求した。警官は張さんの要求を拒否し、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)に通報して事件を上級レベルにエスカレートさせると脅した。藁城区梅花鎮派出所は近年、地元の法輪功学習者を積極的に迫害している。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/4/3/492274.html
 
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