陝西省の李冬銀さんに不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2025年4月18日】陝西省岐山県(きざん-けん)在住の法輪功学習者・李冬銀さん(62歳女性)は、法輪功を学んだため、2024年3月26日、金台区裁判所に懲役3年3カ月の不当判決と13000元(約25万円)の罰金を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。李さんは法輪功を学んでから、心身ともに元気になった。

 事件の詳細

 2022年12月28日午後3時頃、李さんは鳳県公安局の5人警官に連行され、家を家宅捜索された。警官は李さんの法輪功に関する書籍や資料、カレンダー、ノートパソコン1台、プレーヤー2台、携帯電話3台、お守り40~50個、メモリーカード11枚、真相紙幣1000元(2万円)以上を押収した。

 警官は李さんを鳳県公安局に連行し、その日の午後5時から午前1時半まで尋問した。李さんの家族は夜8時40分頃、鳳県公安局から電話を受け、保釈金2万元(約38万円)を払うために公安局に行くように求められた。李さんの家族は1万元(約19万円)を支払い、李さんを家に連れて帰った。

 翌日の午後4時頃、警官は保釈手続きのため李さんと李さんの家族を鳳県公安局に呼び出し、押収されたものが李さんのものであることを証明するために李さんに署名するよう求めた。李さんは署名せざるを得なかった。

 2023年上半期に、警察は鳳県検察庁に李さんの案件を提出した。

 2023年8月、鳳県検察庁は李さんの案件を金台区検察庁に移送した。

 李さんの2人の弁護士は、李さんが法輪功を学ぶことは法律に反していないとして、起訴しないよう要請した。しかし、金台区検察庁は李さんを起訴し、案件を金台区裁判所に移送した。李さんの弁護士は、法輪功の信念を理由に李さんを迫害したとして、鳳県と金台区の公安局、検察庁、裁判所に対して控訴を進めた。法廷で李さんの弁護士は、全力で李さんの無罪弁護をした。

 2023年10月18日、金台区裁判所は李さんを再び拘留する命令を出した。鳳県警察はその日、李さんを連行し、扶風県拘置所に連行した。

 2024年3月12日、李さんは金台区裁判所により裁判が行われた。李さんはその後すぐに岐山県拘置所に拘禁された。

 2024年7月、李さんは岐山県留置場で脳動脈瘤と出血が見つかり、命の危険にさらされたため、釈放され、いわゆる強制居住監視下に置かれた。

 2025年3月26日、金台区裁判所は李さんに不当判決を言い渡した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/4/15/492649.html
 
関連文章