フィンランドで「4.25」26周年記念活動を開催 市民らが支持
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 【明慧日本2025年4月28日】中国の法輪功学習者による「4.25」理性的な1万人陳情から26周年を迎えるにあたり、フィンランドの法輪功学習者は4月17日、中国大使館前で平和的な抗議活動を行い、迫害停止を呼びかけた。さらに2日後の4月19日には、首都ヘルシンキ中心部のカンッピショッピングモール付近で、「4.25」を記念する反迫害活動を開催した。

'图1:四月十七日,芬兰法轮功学员在中共驻芬兰大使馆前举行和平抗议活动'
4月17日、「4.25」を記念して中国大使館前で行われた平和的な抗議活動
'图2~5:四月十九日,学员在首都赫尔辛基市中心附近举行”纪念四·二五”反迫害活动'
4月19日、「4.25」を記念してヘルシンキ中心部で行われた活動で署名する人々

 活動では、法輪功の素晴らしさと穏やかさ紹介するとともに、中国共産党(以下、中共)による26年にも及ぶ学習者への残酷な迫害を伝えた。そして国際社会に対し、中国の人権状況への関心と信仰の自由への支持を呼びかけた。

 活動は多くの通行人を惹きつけた。迫害の実態を知った多くの市民が、自発的に署名をし、信仰を貫き迫害に抗う学習者への敬意を表した。

 歴史を振り返ると、1999年4月25日、1万人にのぼる中国の学習者が自発的に北京の国務院信訪弁公室(陳情受付部署)に赴き、平和的な陳情を行った。彼らは自由に修煉できる環境を求め、政府に対して学習者への不当な扱いや違法な逮捕を停止するよう求めた。

 1999年7月以降、学習者は26年にも及ぶ厳しい弾圧に直面してきた。彼らは拷問、虐殺、さらには生体臓器収奪といった残酷な迫害を受けながらも、「真・善・忍」の原則を守り、平和的かつ理性的な方法で迫害に立ち向かった。その姿勢は、法輪大法修煉者の強い意志と善良さを示し、世界中の人々から尊敬と支持を受けている。

 迫害の事実が共鳴を呼び起こす フィンランドの人々が署名で法輪功の反迫害を支持

 あるフィンランド市民は感嘆して、「中国本土では情報環境が厳しく封鎖され、国民は選別された宣伝だけを刷り込まれ、本当の情報を得ることが非常に難しいのです」と語った。彼女は続けて、「今日の中国でも、このようなことがいまだに続いているなんて、本当に想像しがたいです」と述べた。

 ルーペさんはフィンランドのキリスト教徒であり、迫害の実態を伝える資料を熱心に読んだ。彼は正義と人権に深い関心を寄せており、人々が信仰を理由にこのような残酷な迫害を受けるべきではないと考えている。信仰の自由と人権は尊重されなければならないと彼は強調した。

 高校生のケイサリンさんは、「私はこのようなことが中国で実際に起きていると信じています。これは私が初めて聞いたことです」と言った。中共による学習者からの生体臓器収奪について聞いたとき、彼女は「それは非常に間違っています。とても悲しいことです」と話した

 学生のウィルマさんは「私は中国に関する本をたくさん読んできました。例えば、共産党がウイグル族やチベット人、そして普通の中国市民をどう扱っているかについて書かれています。しかし、法輪功については知りませんでした。これからもっと調べてみます」と語った。彼女はまた、法輪功が中国全土に存在するかどうか尋ねた。学習者は「はい、ほぼすべての地域に法輪功の学習者がいます。彼らは皆、異なる程度の迫害を受けています」と答えた。

'图6:学生维尔玛(右)和罗莎(左)支持法轮功学员反迫害'
学習者の反迫害活動を支持すると話す学生のウィルマさん(右)とローザさん(左)

 ウィルマさんは、活動現場に3つの陳情書があり、それぞれがフィンランド外務省、「強制臓器奪取に反対する医師の会(DAFOH)」を通じてG7+7政府に提出され、そして中共の迫害を終わらせることを呼びかける世界的な陳情書であることを知ると、「中共の法輪功迫害に反対するものなら、私は全て署名します」と言って署名をした。

 彼女の友人ローザさんは署名した後、「私たちは中国国内で起こっていることについてほとんど知りませんでした。しかし、今ではますます多くの中国人が立ち上がり、情報を共有しているのは嬉しいことです。このような署名活動の形はとても良いもので、人々がさらに理解を深める手助けになると思います」と話した。

 各国の観光客「これらの事実を共有してくれてありがとう」

 ルカさんはイタリアからの観光客で、母親がチラシを読んでいる間に、迫害の実態を伝える展示パネルを立ち読みしていた。彼らは家族全員で学習者が語る迫害の事実を真剣に聴いて非常に驚いた。立ち去る際に、ルカさんは「私たちにこれを共有してくれて、そしてこの重要なことを教えてくれてありがとう」と感謝の言葉を述べた。

 エラさんと友人は、スウェーデンから訪れたの学生。彼女たちはブースに展示された資料を読んだ後、すぐに陳情書に署名した。中国で迫害を受けたことのあるフィンランドの学習者がいることを知ったとき、彼女たち非常に驚いた。

 ドイツからの観光客レナさん、メリットさん、アリーナさんの3人は、最初は観光客の身分で署名できるかどうかを心配していた。しかし、G7が生体臓器収奪を制止している背景を知った後、彼女たちは喜んで3つの陳情書に署名し、迫害の実態を伝えてくれた学習者に感謝した。また、迫害の情報を広めていることにも感謝し、プレゼントされた小さな蓮の花の飾りを嬉しそうに受け取った。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/4/22/492856.html
 
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