吉林省の霍潤清さんは不当に懲役4年の判決を受けた
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  【明慧日本2025年5月8日】吉林省農安県在住の法輪功学習者・霍潤清さん(71歳女性)は、法輪功を実践していたために懲役4年の不当判決を言い渡された。最近、明慧ネットによって以下の情報が確認された。法輪功(ファールンゴン)は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の詳細

 霍さんは2024年4月19日の朝、水道料金の支払いに出かけたところを連行された。警察は霍さんの自宅を家宅捜索し、法輪功の書籍、法輪功創始者の肖像画、プリンター4台(うち2台は故障)、インク、小型スピーカーを押収した。夕方、霍さんの家族は長春の栄光派出所から電話を受け、霍さんが長春市に拘留されたことを知った。

 霍さんは当初、葦子溝拘置所に拘留され、その後留置場に移送された。それ以来、霍さんは家族との面会は留置場に拒否された。2025年1月17日に、霍さんの家族は吉林省女子刑務所から電話を受けて初めて、霍さんに対しての不当判決を知った。霍さんの家族は刑務所へ行ったが、面会は拒否された。霍さんの家族は、朝陽区検察庁と二道区裁判所が霍さんの判決に関与したことを確認した。

 過去の受けた迫害

 2000年2月10日、霍さんは法輪功の実践の権利を求めて北京へ向かった。2月18日、天安門広場で農安県の警察に連行された。所持していた現金240元は押収され、翌日の夕方、農安県拘置所に連行された。霍さんは2週間拘留された後、家族が政治保安部の課長に500元を渡し、半月後にようやく釈放された。

 2005年4月20日、霍さんは地元の法輪功学習者を訪ねていたところ、再び連行された。警官は毎日、霍さんを蹴ったり、顔面を平手打ちなどして拷問を加え、尋問した。霍さんの体はあざだらけだった。

 4月22日の朝、警官は霍さんの頭に冬用のジャケットをかぶせ、約1時間離れた別の派出所に連行した。警官らは霍さんを殴り続け、殴り殺すと脅した。一日の拷問の後、夕方に霍さんは農安県拘置所に連行され、その後1年間の強制労働を言い渡された。

 黒嘴子労働収容所で、霍さんは1日18時間、無給で働かされた。1日のノルマを達成できない時は、さらに労働時間が延長された。霍さんが主に作っていたのは、紙製の食品容器、蝶の工芸品、子供用の中国語学習フラッシュカードだった。過重労働による手と体の痛みで、夜も眠れないことがよくあった。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/4/19/492750.html
 
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