ほめ殺し
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2025年5月8日】最近、私には修煉の道で大きな試練がありました。私は入院し、大きな苦難を経て生死の壁を乗り越えました。師父は私に生まれ変わるチャンスをもう一度与えてくださいました。この身体的な魔難の原因を思い返し、「ほめ殺し」の文字が脳裏に浮かびました!

 長い間、私は精進していませんでした。安逸心、怠惰という魔性に包まれ、食べたり飲んだり、快適さを求め、徐々に判断力を失いました。それらの考えは自分は大丈夫だ、大きな問題ではないと自分を甘やかしてしまい、三つのことをよく行いませんでした。

 最後の道をしっかり歩み、側溝で船をひっくり返さないように、私のような過ちを犯さないように同修の注意を喚起するため、このプロセスについて書きたいと思います。これは邪悪が足を引っ張る、大法弟子に対する迫害の形の一つです。

 私は1998年5月に大法修煉を始め、現在54歳です。修煉後、知らないうちに膝の関節炎、手の関節痛などの持病が消えました。特にある夜、夢の中で大きな手が私の小腹にある憑き物を掴み出したとき、「キーキー」という声がはっきりと聞こえ、すぐに目が覚めました。それ以来、病気はなくなりました。私は27年間、一度も薬を飲まずに健康でいられました。3年間の深刻な疫病が流行していましたが、ワクチンも受けず、病気にもならず、健康で、毎日楽しく過ごせたのは、すべて大法を修煉した結果です。

 修煉の道を思い返すと、師父の慈悲に満ちていて、順風満帆でした。私は毎日午後に出勤するだけで、時間の余裕があります。ネットの封鎖が一番ひどかった時は、私は毎日明慧ネットにアクセスができ、読むことができ、毎週ダウンロードした日刊やその他の真相資料を同修に送り、同修と一緒に向上することができました。この良い修煉の環境があるので、三つのことをしっかりやるのは理にかなっていたのですが、時間が経ち、毎日のルーティンをこなしていくうちに、だんだんとそれに慣れ、だんだん大切にしなくなり、だんだん精進しなくなり、だんだん楽しい生活を追い求め、だんだん正しい道から外れていきました!

 正しい道から外れたという思いは、いつから始まったのでしょう。私は毎日三つのことをやっていますが、全体から離脱してしまいました。例えば、集団煉功の時間に、私は本を読んだり、法を書き写したり、寝たりしています。なかなか煉功したくないし、昼間は子供と一緒に煉功するから朝の集団煉功に参加しなくてもいいと自分に言い訳までしていました。私はただ怠けていただけで、次第に魔性に支配されていきました。次第に、日中は些細なことに忙殺され、次第に功法を煉ることの重要性を忘れ、次第に正しい道から外れていきました。これはだんだん放縦になる過程です。私たち修煉者は功を煉ることを重視しなければなりません。師父は「完全な性命双修の功法には、修も必要とし、煉も必要とします」 (『轉法輪』)と説かれました。私たちは師父の言われることを聞かなければなりません!

 正しくない考えを取り除かず、正しくない行動をやめず、正念を発することに重きを置かず、たとえ正念を発しても、それは威力がなく、邪悪を完全に滅ぼすほどの作用はないのです。邪悪は次第に手口を変えて私たちの主意識を混乱させます。それを真剣に取り除かないのは、邪悪を容認することであり、師父が要求される三つのことをよく行なっていないことで、ただ形だけのことになります。

 特に、同修が明慧ネットにアクセスできず、私がいつでも明慧ネットにアクセスできることで、同修たちはとても羨ましがり、賞賛の言葉を聞くと、私はそれが師父の慈悲であり、師父の力であるのに、師父に感謝することを忘れてしまい、自分は塵芥に過ぎず、心から魔が生じたことに気づかなかったのです。これは邪悪なものが「褒め殺し」を利用した一つの迫害の方式です! 我々修煉者は誰もがこのことに注意を払わなければなりません!

 師父が導いてくださった正しい道を離れたせいで、邪悪はついに私に手を出しました。先月末、私は子宮出血を起こしました。ヘモグロビン値が非常に低く、普通の人は11.5g/dLから15.0g/dLの間ですが、私は顔面蒼白で、3.7g/dLでした。自力で排尿することができず、体が爆発しそうでした! 家族は私を病院に連れて行きました。

 地元の主治医は「あなたのヘモグロビン値はとても低いので、普通の人なら死んでいると思いますが、あなたはめまいをしていませんか?」と聞かれました。私は「もうすぐ閉経になる生理不順だと思ったので、怖がらなかったし、注意を払わず、大丈夫だと思いました。前にも生理の間にもしばしば多くの出血がありましたが、今回の異常で、出血は特に深刻ですが、排尿ができないため病院に来ました。あまりめまいはしませんが、力がない以外は、他に何もありません」と言いました。医師は「あなたのようなケースはあまりにも珍しいです。こんなにヘモグロビンが低いのですが、血圧は正常です。本当に不思議です。このような患者を見たことがありません!」と言いました。

 私は、これはすべて師父のご加護だと思います。師父は私に注意を喚起されました。以前夢の中で私は2人の声を聞きました。1人は、食べられない、排泄することができないことで、彼女を迫害する方式だと話し、もう1人は「その人は死ぬのではないですか? 絶対にダメです!」と言いました

 私はこの警告をはっきりと聞きましたが、気に留めず、好きなように行動し続け、邪悪の仕組んだ罠に徐々に足を踏み入れていきました。

 師父の慈愛に満ちたご加護と同修の無私の助けの下、私は危険な時期を乗り越えました。その過程で多くの人心と人の念を目の当たりにし、努力して、精進しなければならないと思いました。

 法輪大法を学んでいない夫が息子に「ネットでは法輪功の功法を煉っている人は元気なのに、どうしてお母さんは病気になるの?」と話し、息子は「それはたぶん、お母さんがよくできていないからです。同じ先生でも生徒のテストの点数が違うでしょう! 頑張らない生徒が悪いんだよ!」と言いました。

 私は修煉を始めて27年になりますが、出産の時に一度入院したことがあり、今回が二度目の入院です。普段は病気などしていませんが、修煉に真剣に取り組まなかった自分が今日のような結果を招いたので、師父に大変申し訳なく、大法弟子の肩書きを果たせませんでした!

 師父の要求に従ってもう一度良く修煉をし、今後正しい道を歩み、甘やかさず、放縦せず、師父が与えてくださった生まれ変わるチャンスを大切にしたいと思います。同修も私の教訓から学び、回り道をせず、私たちがすべき三つのことをしっかり行い、師父の慈悲と衆生の私たちへの大きな期待に応えたいと思います!

 もう一度、師父の洪恩に感謝します! 弟子は必ず三つのことをしっかりやります!

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/4/25/492921.html