【明慧日本2025年5月9日】(台湾=明慧記者)曇りがちな南台湾の5月、目を引く大きな横断幕「5.13世界法輪大法デーを祝う」が先導し、天国楽団、仙女グループ、煉功隊、腰太鼓、旗隊など色とりどりの隊列が台南市内を行進した。力強い鼓笛の音と鮮やかな色彩に、通行人や店員は、次々とスマートフォンで見事な光景を撮影していた。
2025年5月13日は、第26回「世界法輪大法デー」であり、法輪大法が世に伝えだされて33周年の記念日であり、慈悲深く偉大な李洪志先生の誕生日でもある。これを祝して、台湾の雲林・嘉義・台南地域の一部の法輪功学習者(以下、学習者)は、5月3日に一足早く祝賀パレードを開催し、記者会見を行った。
5月3日、台湾の台南で行われた第26回「世界法輪大法デー」祝賀パレード |
第26回「世界法輪大法デー」祝賀パレードで行進する仙女グループ |
第26回「世界法輪大法デー」祝賀パレードで演技する腰太鼓 |
市議会議員「法輪功学習者は平和と仁愛を守っている」
記者会では、来賓として招かれた蔡筱薇(さい・しょうび)市議会議員と沈震東(しん・しんとう)市議会議員がそれぞれ挨拶をした。蔡議員は、立法委員の林俊憲(りん・しゅんけん)氏を代表して祝賀の言葉を述べた。「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい! 法輪大法の先生、お誕生日おめでとうございます!」
5月3日に行われた記者会見で記者の質問に答える蔡筱薇議員 |
蔡議員は、学習者が世界各地で中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の実態を伝えるためにとても努力している姿を見て、「彼らの正義と勇気は、社会の共感と注目を呼び起こしています」と述べた。
蔡議員は、学習者に対し「恐れずに平和と仁愛を守り続けていることに感謝します」と述べた。そして学習者を称賛して、「20年以上もの間、変わらず真・善・忍の精神を貫いてきたことは、本当に素晴らしく、貴重なことです」と語った。
沈議員は、「法輪大法の先生、お誕生日おめでとうございます!」と心からの祝福を贈った。そして、「5.13世界法輪大法デーの祝賀を通じて、世界中のより多くの人々が法輪功の『真・善・忍』という理念を知り、より多くの人が真実(法輪功迫害の実態)を理解することを願っています」と述べた。
5月3日に行われた記者会見で発言する沈震東議員 |
沈議員は、「真実を探し出すことは非常に困難であり、ときには非常に危険でもあります。だからこそ、真実(法輪功迫害の実態)を勇敢に明かし続ける法輪功学習者の姿には心から敬意を表します」と語った。最後に、同議員は蔡議員とともに声を揃えて、「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい! パレード、がんばってください!」と声援を送った。
「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい! パレード、がんばってください!」と声援を送る沈議員と蔡議員 |
小学校教師「心性の向上が最大の収穫」
修煉してほぼ30年になる小学校教師である黄麗娥さんは、「法輪大法を修煉して心性の向上が最大の収穫だと思います」と話す彼女は、「日常生活の中で自分をよく見つめ、悪い考えが浮かんだときにすぐに気づき、自分を正すことができるようになりました」と語った。
修煉してほぼ30年になる小学校教師の黄麗娥さん |
黄さんは、「以前は負けず嫌いで、間違いを認めたくない心があり、いつも自分が間違っていないことを何とか証明しようとしたり、相手も必ずしも正しくないと思おうとしたりしていました。修煉の過程で徐々に法理を深く理解していくうちに、そうした心は次第に放下するようになりました。大事なのは誰が正しいかではなく、自分の心のあり方なのです」と語った。
黄さんは、「法輪大法を修煉し、心性を高めていけることに深く感謝し、そしてその機会をとても大切にしています」と述べた。
製紙業経営者「修煉者は利他的である」
製紙業に従事し、修煉歴20年の林進元さんは、「もともと私は他人のことを思いやる性格でしたが、法輪大法を修煉するようになってから、『修煉者とは利他的な存在』であることをより深く理解するようになりました。法輪大法の教えに従い、お客様の立場に立って物事を考えるようにしてからは、工場の運営も業績もとても順調になりました」と話した。
製紙業に従事し、修煉歴20年の林進元さん |
林さんは続けて、「工場の従業員は多くはありませんが、皆が法輪功を学んでいます。社員の会社に対する結束力はとても強く、よく自発的に出勤時間より30分早く来て仕事を始めます。問題や対立が起きたときも、それぞれが一歩引いて内に向かって自分を探すので、すぐに解決します。そのため社員との関係もとても円満で、会社全体がまるで大家族のような雰囲気です」と語った。
世界法輪大法デーを迎えるに際し、林さんは「パレード隊列の安全を守り、イベントが無事に成功するようお手伝いできたことは、とても光栄に思います。師父のご恩に心から感謝します!」と述べた。
中学生「善を常に修め、人助けを喜んで行っています」
幼い頃から母親と一緒に修煉している楊謦玑さんは中学3年生。彼女は「法輪功を修煉しているおかげで、普段は争わず、あまり執着もしません。物事をあまり深刻に受け止めず、穏やかな気持ちでいられます」と話した。
幼い頃から母親と一緒に修煉している楊謦玑さん |
法輪功学習者は、日常生活において「真・善・忍」を行動の準則としているが、楊さんは、自分は特に「善」の面でよく実践できていると感じているという。
楊さんは仙女グループに参加できてとても嬉しいと話す。「法輪大法のパレードに参加する機会があり、もっと多くの人々に法輪大法が素晴らしいことを知ってもらえるのはとても良いことです!」と楊さんは語った。
通行人「善の力を代表し、正義の使者」と学習者を称賛
パレードの隊列に沿って、学習者が通行人に小さな蓮の花の飾りを手渡し、法輪功迫害の実態を伝えた。通行人の蓁さんは、中共による学習者からの生体臓器収奪という話を聞いた後、「あなた方は善の力を代表する、正義の使者です!」言った。
筆墨店の経営者の郭さんは店の入口に立ち、携帯電話でパレードの隊列を録画していた。記者が法輪功についての印象を尋ねると、彼は「私の同級生に法輪功を修煉している人がいて、とても正直な人です。ずっと社会のために尽力していて、本当に立派だと思います。だから、法輪功はきっと素晴らしいものでしょう」と答えた。