【明慧日本2025年5月9日】山東省菏沢市鄆城県の複数の派出所は2024年7月10、11日に多くの警察を動員し、30人以上の法輪功学習者(以下、学習者)やかつて法輪功を修煉していた学習者の家に押し入った。そして、不当に家宅捜索を行い、10人以上の学習者を連行した。最近の情報によると、崔軍さん、陳成個さん、祝令点さん、賈素芹さん、夏瑞迎さん、侯浴椿さん、樊愛栄さん、陳鳳娟さんの8人がすでに以下の通り不当に判決を下され、罰金を科されたという。
崔軍さんは、7年の実刑判決2万元(約40万円)の罰金を科された。
陳成個さんは、6年の実刑判決を受けたが、罰金額は不明。
祝令点さんは、4年の実刑判決と1万元(約20万円)の罰金を科された。
賈素芹さんは、4年の実刑判決と1万元(約20万円)の罰金を科された。
夏瑞迎さんは、3年6カ月の実刑判決と1万元(約20万円)の罰金を科された。
侯浴椿さんは、3年6カ月の実刑判決と1万元(約20万円)の罰金を科された。
樊愛栄さんは、1年の実刑判決と5千元(約10万円)の罰金を科された。
陳鳳娟さんは1年の実刑判決を受けたが、罰金額は不明。
2024年7月10日の午後、鄆城県で法輪功の著作を集団で学んでいた十数人の学習者が、突然押し入った警官によって連行され、家宅捜索を受けた。警官は、彼らの法輪功関連の書籍、パソコン、プリンター、資料などを押収した。情報によると、崔さんや夏さんを含む数人は、4月から5月にかけて尾行されていたという。また、夏瑞迎さんの二輪電動車の下には、位置情報を追跡するための装置が取り付けられていた。
7月11日、崔さん、陳成個さん、陳鳳娟さん、祝さんの妻・張平新さんが菏沢の留置所に不当に拘束され、合計10人が迫害を受けた。崔さんは行政拘留15日を科された後、さらに「裁判待ち」による「保釈」の状態で現在自宅にいる。崔さんの80歳を超える母親は、繰り返し違法な取り調べを受けた。祝さんは『裁判待ち』の手続きをされ、張さんは35日間の不当な拘束を受けたあと、帰宅した。賈さん、夏さん、侯さん、樊さんもそれぞれ「裁判待ち」となった。一方、陳成個さんと陳鳳娟さんは、引き続き不当に拘束されている。
崔さん、陳成個さん、祝さん、張さん、夏さん、賈さん、侯さん、樊さん、陳鳳娟さんの9人は、地元の裁判所によって不当に起訴された。
2024年12月9日、崔さん、祝さん、賈さん、夏さん、侯さん、樊さんに対して、一日中にわたる不当な裁判が行われた(正午に1時間の休憩を挟む)。裁判は日没まで続き、不法な法廷審理が終了した後、被害者である学習者たちは、それぞれ菏沢の留置所と鄆城県の留置所に拘束された。
2024年12月18日、鄆城県初級裁判所は不当な判決を下した。陳成個さんと陳鳳娟さんは「別件で処理」とされ、2024年7月11日に刑事拘留され、8月13日に逮捕された後、12月12日不当な裁判が開かれた。検察側が提示した量刑案に対し、陳成個さんと陳鳳娟さんは法廷で不服を表明した。
不当な判決を受けた後、崔さん、祝さん、賈さん、侯さん、夏さん、樊さんは控訴したが、菏沢中級裁判所の刑事第二合議庭は今年3月7日、不当にも原判決を維持した。また、陳成個さんと陳鳳娟さんの控訴するも、原判決維持となった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)